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下にスライドして行って、見てくださいね。
27MHz帯を使用した、古い玩具トランシーバーの
画像と、未入手機種の参考画像です。 2024.10.28 更新あり
最下段に、（注意事項） を追加しています。 2022.08.26
未入手機種の画像は、ネット検索でヒットした物を使用しています。
問題がある場合は、ご連絡をお願い致します。
学研のラジホーンは、昭和生まれの自分が、小学生の時に無線と初めて出会った、
思い出のあるトランシーバーです。
2022年08月の時点で、27MHz帯を使用している ラジホーンシリーズ としては、
３４機種の存在を確認しています。
まだ、未確認の機種があると思われます。
とりあえず、並べてみた画像です。
よく見ると、箱が三段重ねになっていたりします。
各メーカーの トランシーバー まとめページ
A-1 トランシーバー 2024.07.29
AOSHIN トランシーバー 2022.09.26
ASAHI トランシーバー 2023.12.23
Bandai トランシーバー 2023.12.23
COM-TALK トランシーバー 2024.08.31
FairMate トランシーバー 2024.07.29
FORTE トランシーバー 2024.02.25
FOUR LAND トランシーバー 2024.07.30
GEMBOX トランシーバー 2023.11.18
GORYOH 五菱 トランシーバー 2022.10.16
HINODE トランシーバー 2023.11.18
MASCOT トランシーバー 2023.11.18
MIDLAND トランシーバー 2024.02.27
MUDEN シリーズ トランシーバー 2022.10.05
NIKKO トランシーバー 2022.09.26
Nintendo トランシーバー 2024.05.10
PARTY トランシーバー 2024.02.25
PATROL トランシーバー 2022.12.23
PULSER トランシーバー 2024.01.20
REALISTIC トランシーバー 2024.10.28 更新
SONIC SENSOR トランシーバー 2023.11.18
STANDARD トランシーバー 2024.07.30
Sunbird Nagasakiya トランシーバー 2024.02.25
tact トランシーバー 2022.09.26
TAKARA トランシーバー 2023.11.18
Tele Band トランシーバー 2024.02.25
TOMY トランシーバー 2023.11.18
TRANS TALK トランシーバー 2022.09.26
VANITY FAIR トランシーバー 2023.12.25
YONEZAWA トランシーバー 2023.11.18
その他 トランシーバー１ 2023.12.26
その他 トランシーバー２ 2024.07.31
その他 トランシーバー３ 2024.02.04
その他 トランシーバー４ 2024.10.28 更新
学研 ラジホーン シリーズは、このまま下にスクロールして下さい。
製造時期の大まかな見分け方。
【 製造期間が初期〜中期 】
使用されているトランジスタが、缶タイプ。
抵抗の足が、横方向に出ている物。
【 製造期間が中期〜後期 】
使用されているトランジスタが、プラスチック成型品。
抵抗の足が、真上に出ている物。
部品の調達先の都合などにより、新旧の部品が、混在して使用されている場合もあります。
ラジホーンのカタログ
掲載しているブログ ⇒ あほじらす 様。
掲載しているブログ ⇒ 覆面える 様。（その1）
掲載しているブログ ⇒ 覆面える 様。（その2）
掲載しているサイト ⇒ ミドルエッジ 様。
ラジホーンのテレビCM You Tube ⇒ 懐かＣＭ 101連発 学研ラジホーンは、23分47秒〜24分01秒間
初期型ラジホーンの分類
〇〇〇〇ラジホーンと言う名称の機種は、発売された年代が古いです。
ラジホーンCQ1〜CQ6 などのように、正式なシリーズ名と、通し番号が付けられていません。
機種名の付与に、統一性がなく、名称がダブってしまった物が存在しています。
後続機は、名称の前に『 ニュー 』を付けて、区別しているようです。
カタログやチラシの記載を見ると、同一の機種でも、ニューが付いていたり、
無かったりしています。
記載ミスなのか、かなり分かりずらいです。
学研品名番号が付けられていますが、その番号順に発売されていないと思われます。
下記のエンブレムなどで、発売時期を区分けした方が分かり易いかも知れません。
製品に付いているエンブレムで分類すると、下記の５種類になります。
２ウェイ ラジホーン ラジホーン６
ラジホーン シリーズ（1960年頃〜）
クリック ⇒ ラジホーン シリーズ 取説 2022.09.11 更新あり
クリック ⇒ ラジホーン シリーズ 箱画像 2022.08.26 更新あり
【 初期型ラジホーンの考察 】
初期の物は、輸出用の規格で作られていた可能性があります。
輸出仕様の物は、1957年のFCC規格『 FCC Rule ＆ Regulations Part15 』に準拠していますから、
終段入力100mW以下となります。
送信出力だと、約50mW以下くらいでしょうか。
ナショナル製のCB検定機 RJ-7や、RJ-60と同程度の送信出力です。
初期型は、機種にもよりますが到達距離 600〜1000m と、ラジホーンの中で最長となっています。
最終型の GT-05 は、受信部が高感度のシングルスーパー式にもかかわらず
到達距離が100〜200mと、初期型の約1/5と かなり短くなっています。
日本の法令に基づいて、送信出力などを厳格に見直した結果かもしれません。
正式名称不明 学研品名番号 不明（ TX-水晶発振 RX-超再生 3石 ）
初期の製品のように見えますが、詳細は不明です。
OEM供給されたものでしょうか。
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
裏フタには、『これは玩具ですから法の規制は受けません。』
と読める銘板が貼ってあります。
裏フタ側に、スイッチ兼ボリュームがあるのは珍しいと思います。
なぜか、2台の基板が違います。
製造の途中で、基板のレイアウトを変える事もあるとは思いますが
2台一組のセット品で別基板になるのは珍しいと思います。
修理に出したら、新基板を載せて返却されたパターンかもしれませんね。
ニューシグナルラジホーン 学研品名番号81081（ TX-水晶発振 RX-超再生 4石 ）
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
SIGNAL表示ランプは、ムギ球が使われています。
新・旧タイプの部品が混在して使用されている物もあるようです。
画像は、ハママツHM21/JI2CIY様のブログをご参照願います。
ニューラジホーン6 学研品名番号81082（ TX-水晶発振 RX-高周波増幅＋超再生 6石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 400〜800m となっています。
同時期に発売されていた中で、最上位となる機種です。
筐体前面がメッキされていて、高級感があります。
新・旧タイプの部品が混在して使用されています。
送信部は、OSC＋終段の2ステージ式です。
受信部は、RFプリアンプ付き超再生検波です。
詳細は、学研 ニューラジホーン6 28MHz改造をご参照願います。
ニューコールラジホーン 学研品名番号81083（ TX-水晶発振 RX-超再生 3石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 600〜1000m となっています。
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
ラジホーンジュニア 学研品名番号81084（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
画像を見ると、トランジスタは、缶タイプ3石です。
ボリューム調整はありません。
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
ジュニアラジホーン 学研品名番号81100（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
左側にあるボリュームのように見えるツマミは、ON-OFF スイッチです。
ボリューム調整はありません。
ミニラジホーン 学研品名番号81101（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 200〜500m となっています。
ボリューム調整付き。
発売・販売時期による違いか、機種名の重複あり。
コールラジホーン 学研品名番号81102（ TX-水晶発振 RX-超再生 4石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 300〜600m となっています。
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
製造時期により、基板が２種類あるようです。
発売・販売時期による違いか、機種名の重複あり。
内部画像は、ねこまんまのblog 様のサイトをご参照下さい。
⇒ 古い「学研のトランシーバー」
未入手です。 （ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
基板下部に、コイル無しタイプ。 コイルが見えるタイプ。
エコーラジホーン 学研品名番号 81105 （ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
外観は、ミニ ラジホーン と同じと思われます。
基板を見ると、別物である事が分かります。
未入手です。 （ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
PTT押しボタンが、黒色のタイプです。
コールラジホーン 学研品名番号81139（ TX-水晶発振 RX-超再生 3石 ）
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
発売・販売時期による違いか、機種名の重複あり。
ラジホーン６ 学研品名番号81350（ TX-水晶発振 RX-超再生 6石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 600〜1000m となっています。
同時期に発売されたラジホーンの中では、最上位機種となります。
加藤様のサイト ⇒ 「初歩のラジオ」や、その延長線上にある世界
直リンク ⇒ ★学研の、変な格好の６石トランシーバ（2 Way Radio Phone）はここです。
輸出品と思われる画像を見つけました。 製品名 Sun Mark SM-9WT 2022.09.26 追記
ebayのサイトにあるファンブック上に、画像と説明がありました。
⇒ Vintage Walkie Talkies,String Phones,Transistor transceivers-a very fun book
販売サイトなので、削除されていたらごめんなさい。
retrocomのサイトに輸出品の画像がありました。⇒ retrocom Walkie Talkie Page 9.jpg
未入手です。（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
シグナルラジホーン 学研品名番号81358（ TX-水晶発振 RX-超再生 3石 ）
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
上記のコールラジホーンと、同じ筐体と基板が使われています。
SIGNAL表示ランプを追加しただけの物のようです。
エンブレムとストラップ、本体の縦ラインが、青色になっています。
未入手です。 （ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
２ウェイラジホーン 学研品名番号81359（ TX-水晶発振 RX-超再生 6石 ）
ラジホーン６と、同一品だと思われますが、箱のデザインと名称が違います。
本体のエンブレムも黒色になっています。
発売時期など、詳細は不明です
加藤様のサイトで、内部画像が見られます。⇒ 「初歩のラジオ」や、その延長線上にある世界
直リンク ⇒ ★学研の、変な格好の６石トランシーバ（2 Way Radio Phone）はここです。
輸出品と思われる画像を見つけました。 製品名 Sun Mark SM-9WT 2022.09.26 追記
ebayのサイトにあるファンブック上に、画像と説明がありました。
⇒ Vintage Walkie Talkies,String Phones,Transistor transceivers-a very fun book
販売サイトなので、削除されていたらごめんなさい。
retrocomのサイトに輸出品の画像がありました。⇒ retrocom Walkie Talkie Page 9.jpg
未入手です。（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
ミニラジホーン 学研品名番号81367（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
ON-OFF のスイッチだけで、ボリューム調整はありません。
発売・販売時期による違いか、機種名の重複あり。
外観が同じで、エコーラジホーン と言う機種があります。
画像で確認した所、内部の基板は別物です。
ジュニア放送局 5WAY COMMUNICATION SET （ 5石 ）
学研品名番号81547 07200 2022.11.10 追加
ラジホーンではありませんが、CB帯のトランシーバー機能があるので掲載しました。
チューニングダイヤルの表示は、26.965〜27.250MHzとなっています。
1974年以前の FCC 23ch 時代に企画された物のようです。
バンドスイッチのＭＷは、中波帯のラジオとして機能するようです。
子機と有線接続して、インターホンとしても使用できるようです。
詳細は不明です。
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
CB帯の受信は、1〜23ch 可変式です。 送信は、27.125MHz固定と思われます。
海外で販売されていた、このシリーズ品を見つけました。
箱にVFの表記があるので、VANITY FAIR社（韓国製造）と思われます。
ラジオが無い、トランシーバーだけの物です。
その他 トランシーバー3 ⇒ 3/Way Base Station VF-2300
ラジホーン GXシリーズ
このシリーズから、006Pバッテリースナップが廃止されています。
006P電池を、電池BOXに入れるだけの仕様になりました。
子供が使用する物なので、電池の逆接続が、多発したと思われます。
クリック ⇒ ラジホーン GXシリーズ 取説
ラジホーンGX-エコー 学研品名番号81109（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
入手後、正式名称が不明でしたが、掲示板に書き込んで頂いた情報により、
機種名が判明致しました。（2016.08.28 判明）
ON-OFF のスイッチだけで、ボリューム調整はありません。
ラジホーンGX-3 学研品名番号81110（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
ON-OFF のスイッチだけで、ボリューム調整はありません。
ラジホーンGX-3D 学研品名番号81111（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 200〜600m となっています。
GX-3 の型番に、Dが付いた物です。
ボリューム調整付きなので、GX-3D の D は、Deluxe でしょうか？
ラジホーンGX-4 学研品名番号81112（ TX-不明 RX-超再生 4石 ）
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
未入手です。（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
ラジホーンGX-5 学研品名番号81113（ TX-水晶発振 RX-超再生 5石 ）
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
ラジホーンGX-6 学研品名番号81114（ TX-水晶発振 RX-超再生 6石 ）
取説には、高周波増巾付超再生方式との記載がありますが
実際は違うようです。
詳細は、学研 ラジホーンGX-6 28MHz改造をご参照願います。
ラジホーンGX-7 学研品名番号81119（ TX-水晶発振 RX-超再生 5石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 200〜600m となっています。
CB無線の1〜40チャンネルまで、受信できます。
GXシリーズの最上位機種ですが、CQ6 と同一品です。
FCC規格40ch化対応の1974年以降に発売された製品です。
米国にあるCOLECO社の、ライセンス生産品と思われます。
下記の動画は、送受信49MHz 受信のみCB1〜40ch 版の物です。 2022.09.26 追記
YouTube knoxieman氏 ⇒ TEN-FOUR WALKIE TALKIES
JewelCreekのサイトで輸出品の画像が見られます。
⇒ COLECO CB-40 WALKIE TALKIES 2022.09.26 追記
販売サイトなので、削除されていたらごめんなさい。
内部画像追加ページへ
ラジホーン CQシリーズ
クリック ⇒ ラジホーン CQシリーズ 取説
ラジホーンCQ1 学研品名番号81061（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整はありません。
ラジホーンCQ2 学研品名番号81062（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 70〜170m となっています。
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
ラジホーンCQ3 学研品名番号81063（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
ラジホーンCQ4 学研品名番号81064（ TX-水晶発振 RX-超再生 7石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 100〜250m となっています。
パルスコール音の発生回路がある為、トランジスタ数が多くなっています。
ボリューム調整付き。
フランス共和国向けの輸出品と思われる画像を見つけました。 2023.11.18
こちらで画像を見られます。⇒ LANSAY CQ-4
ラジホーンCQ5 学研品名番号81065（ TX-水晶発振 RX-超再生 9石 or 10石 ）
米国パトカーサイレン音の発生回路がある為、トランジスタ数が多くなっています。
1台は、AMラジオ機能付きです。
アンテナ部は、折りたたんで収納します。
AM-WT切替スイッチの、WT表示は、 Walkie-Talkie の略だと思われます。
ボリューム調整付き。
フランス共和国向けの輸出品と思われる画像を見つけました。2023.11.18
こちらで画像を見られます。⇒ LANSAY CQ-5
左側のポリバリコン付きが10石で、AMラジオ機能が付いています。
ラジオの有り無しは、１石だけの違いです。
455kHz中間周波数コイルもありませんから、ラジオも再生式と思われます。
ラジホーンCQ6（GX-7） 学研品名番号81066（ TX-水晶発振 RX-超再生 5石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 150〜400m となっています。
CB無線の1〜40チャンネルまで、受信できます。
CQシリーズの最上位機種となります。
FCC規格40ch化対応の1974年以降に発売された製品です。
米国にあるCOLECO社の、ライセンス生産品と思われます。
下記の動画は、送受信49MHz 受信のみCB1〜40ch 版の物です。 2022.09.26 追記
YouTube knoxieman氏 ⇒ TEN-FOUR WALKIE TALKIES
JewelCreekのサイトで輸出品の画像が見られます。
⇒ COLECO CB-40 WALKIE TALKIES 2022.09.26 追記
販売サイトなので、削除されていたらごめんなさい。
ラジホーン GTシリーズ
取説にある記述を見ると、前に発売されたＣＱシリーズの物より
到達距離が、かなり短くなっています。
微弱無線局の送信出力（電界強度）を、厳密に見直した可能性があります。
クリック ⇒ ラジホーン GTシリーズ 取説
ラジホーンGT-01 学研品名番号81131（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 40〜80m となっています。
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整はありません。
ラジホーンGT-02 学研品名番号81132（ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 50〜100m となっています。
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
ラジホーンGT-03 学研品名番号81133（ TX-LC発振 RX-超再生 5石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 50〜120m となっています。
ボリュームの取り付け位置を変えて、特色を出しています。
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
ラジホーンGT-04 学研品名番号81134（ TX-水晶発振 RX-超再生 5石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 70〜150m となっています。
コンパクト＆スリムを追求した設計になっているようです。
厚みを抑える為、水晶も寝かせて取り付けられています。
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
ラジホーンGT-05 学研品名番号81135（ TX-水晶発振 RX-スーパーヘテロダイン 1-IC＋3石 ）
取説の記述を見ると、到達距離 100〜200m となっています。
免許不要の微弱無線局としては、ラジホーンシリーズの最上位機種となります。
受信は、ミキサー段から始まる、シングルスーパーヘテロダイン方式です。
IF段に、455KHzのフィルターを使用していないので、選択度が悪いです。
合法CB局が、27.120MHz などの近接チャンネルを使用すると、被り込みます。
受信回路の性能を上げる事で、交信距離を伸ばす設計と思われます。
この機種は、スピーカー兼用マイクではなく、コンデンサマイクを使用しています。
【注意】電池交換時に、＋−を間違えて入れると、ICが壊れる場合があります。
（未入手）ラジホーンGT-06 学研品名番号81136（ TX-水晶発振 RX-スーパーヘテロダイン 2-IC＋3石 ）
ラジホーンの中で、最上位機種となります。
送信出力 100mW 合法CBの『 技術基準適合機 』です。
（旧）技術基準適合証明が開始された、1982年以降に発売された製品です。
技適シールが貼ってある個体は、2022年の現在でも使用可能です。
免許が不要な微弱無線局では、ありません。
内部の詳細は、こちらをクリックして、ご覧下さい。 ⇒ 学研 CB-300 画像資料
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
ラジホーンCB-300 学研品名番号81137（ TX-水晶発振 RX-スーパーヘテロダイン 2-IC＋3石 ）
ラジホーンの、全シリーズを通して、最終版となります。
GTシリーズとは違っている、CB-300 と言う型番となっています。
GT-06 と、CB-300 は、名称が違うだけで同じものと思われます。
送信出力 100mW 合法CBの『 技術基準適合機 』です。
（旧）技術基準適合証明が開始された、1982年以降に発売された製品です。
技適シールが貼ってある個体は、2022年の現在でも使用可能です。
免許が不要な微弱無線局では、ありません。
内部の詳細は、こちらをクリックして、ご覧下さい。 ⇒ 学研 CB-300 画像資料
GT-06 と違って、ボディー全体が、黒系の色になっています。
学研ラジホーン 販売促進用 展示ケース
ラジホーンのＣＱシリーズ発売時に製作された物のようです。
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
学研ラジホーン ＣＱシリーズカタログ
当時の販売価格がわかります。
twitter 鋼鉄サンボ‐モデルナV3 様 ⇒ #学研 #ラジホーン #電子ブロック
学研ラジホーン ＧＴシリーズカタログ・チラシ
ほぼ、原寸大の大きさとなります。
裏面が透けて見えているので見ずらいです。
GT-01〜GT-03 までは、CQシリーズと同じ値段になっています。
子供にも分かり易いように、到達距離を表にしてあります。
遠くまで届くトランシーバーが欲しいですよね。
1971年発行 2年の学習 5月号の裏表紙に掲載されていたラジホーンの広告です。
（下記の画像は、ネット検索で見つけた物です。）
（ 注意事項 ）
上記トランシーバー（ GT06、CB-300を除く）が製造・販売されていた時期に
適用されていた電波法のレギュレーションと、現在の内容では相違があります。
微弱無線局の規格や、静的動作時における不要輻射などの規格を見ると
ここで紹介したトランシーバーのほとんどは、使用できない可能性が高いと思われます。
2022年の時点で使用するには、下記の条件に合致している事を確認する必要があります。
『 当該無線局から 3mの距離において その電界強度が 500μV/m 以下のもの 』
下記は、Wiki 微弱無線局に記載されている、新・旧規則の違いを、分かり易くした表となります。
新規則に対応した、微弱無線局は、旧規則と同じ15μV/m で比較すると、到達距離が短くなっているのが分かります。
連絡用途などで、実際に使用される場合は、自己責任にてお願い致します。
詳しくは、こちらをご覧下さい。 ⇒ 総務省 微弱無線局の規定
⇒ Wiki 微弱無線局
※ 受信回路が超再生方式の場合、受信しているだけでも、
アンテナから、不要輻射（不要な電波）を発射してしまいます。
（ 微弱無線局、考え方の例として ）
特定小電力トランシーバーは、出力10mW（同時通話タイプ 1mW）ですが、技適の認証が必要です。
周波数により、しきい値は違いますが、10mWや、1mW の出力でも無許可では使用できません。
つまり、微弱無線局の規定が改正されてから、無許可で使用できるトランシーバーの送信出力は、
かなり微弱な小電力になると考えた方が良いと思います。
（ その他 ）
� ‐綉�トランシーバーが販売されていた当時、周波数は 27.125MHzに、
ほぼ統一されていました。
従って、違うメーカーのトランシーバー同士でも、交信することが出来ました。
一部の機種では、周波数が違う物もあったようです。
�◆〜�信がLC発振式の場合、送信する周波数が安定しません。
シリーズの下位にあたる、価格の安い機種で、採用されている事が多いようです。
水晶発振式は、27.125MHz を安定して送信する事が出来ます。
到達距離も伸びる事から、上位の機種で採用されています。
�� 使用されているトランジスタ数の違いにかかわらず、回路的には大差はありません。
上位機種で、トランジスタが多く使われているのは、低周波増幅段で利得を稼ぐ為です。
（ 一部の機種を除く ）
�ぁ／緇夙�振式の場合、水晶を交換する事により、合法CB機の周波数や、違法CB機の周波数でも
交信する事が出来ました。
当時、実験した人は結構いたのではないでしょうか。
�ァ’鬚ぅ廛薀好船奪�モールドの水晶が使われている場合、
経年劣化により、周波数が下側にずれていたり、発振不良となっている場合が多いです。
ハンダ付けができるなら、新品と交換すると言う選択肢もあります。
27.125MHz の水晶発振子は、220円位から販売されています。
水晶は、サトー電気などで通信販売しています。 ⇒ サトー電気のサイト
�Α〇匐，虜△法◆� アンテナを長くすれば遠くまで届く。」と、考えたのは、
自分だけではないはずです。
実際には、リード線や針金などのアンテナを付け足して、かなり長くしても、
思ったほどの効果は無かったと思われます。
送信がLC発振式だと、アンテナ負荷の変動により、送信周波数がズレてしまったはずです。
また、受信の超再生方式も、ロッドアンテナの長さで、最良の感度に調整されている為、
感度が低下したり、同調周波数がズレた可能性があります。
「 俺が改造したんだ。」と言う、思い込み効果が大きいチューンＵＰですよね。
�Аヽ惴Δ離薀献曄璽鵑任垢�、まだ自分が入手していない機種がたくさんあります。
どれだけの機種が存在したのか、はっきりとは分かりません。
また、日本国内で販売された台数は、膨大な数になると思われます。
収集当初は、すぐにコンプリート出来ると思っていましたが、なかなか大変です。
�─＼渋で�代の特定についてですが、使用されている部品や、スピーカーに
記載されているメーカー名などにより、ある程度分かるかもしれません。
�� �螢�レタパブリッシングが、刊行している雑誌 「昭和40年男」 2016年09月10日発売の
Vol.39号に、学研ラジホーン開発担当者のインタビュー記事が掲載されています。
掲載されているラジホーンは、自分のコレクションを貸し出したものです。
http://www.crete.co.jp/magazine/
http://www.s40otoko.com/archives/42014
不定期ではありますが、続きをＵＰして行きたいと思っています。
記載間違い等がありましたら、ご連絡をお願い致します。
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