下にスライドして行って、見てくださいね。
その他 トランシーバー ２
未入手機種の参考画像です。 2024.07.31 更新
未入手機種の画像は、ネット検索でヒットした物を使用しています。
問題がある場合は、ご連絡をお願い致します。
【 1960年代〜 輸出品について 】
輸出されていた物を、そのまま国内で販売した機種もあるようです。
輸出仕様の物は、1957年のFCC規格 『 FCC Rule ＆ Regulations Part15 』に準拠していますから、
終段入力 100mW以下となります。
送信出力だと、約50mWくらいでしょうか。
国内の規格を、かなり上回る送信出力となる可能性があります。
裏フタなどに、CERTIFICATION などの英文が書かれている記銘板がある物や、
英文で定格が記載されたシールなどが貼り付けてある物は、その可能性が高いです。
【 輸出品の国内流通について 】
国内販売の場合は、FCC記銘板の取り付けが省略されて、
貼り付ける場所の枠取りだけが残されている場合もあります。
詳細は、まえさきひろし様のサイト Histry of Citizens Band Radio 1958 をご覧ください。
古い玩具トランシーバーの内部画像などを掲載している、加藤様のサイト
⇒ 「初歩のラジオ」や、その延長線上にある世界 の
その他のコレクション【3.4】 も、ご参照ください。
（1）
CONCEPT 2000 Model 602
製造は、Hong Kong のようです。
米国向けの物が、日本国内に流れたようです。
詳細は不明です。
ebayのサイトで、画像が見られます。 ⇒ Concept 2000 Model 602
販売サイトなので、削除されていたらごめんなさい。
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
良く見ると、送受信チャンネル14 の表記が見えます。
（2）
テクノシーバー��
MASDAYAが販売していた物です。
折りたためる形状のようです。
詳細は不明です。
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
（3）
MINI-COM MODEL SA-3103 （ 3石 ）
輸出品 だと思われます。
YONEZAWA のITEM NO,953 と同一品と思われます。
その他の詳細は不明です。
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
358, Avenue Louise BRUSSEL の住所を、Google Earth に入力すると
ベルギーにある建物と、その番地を見る事が出来ましたが、
BELTRANS TRADING は、もう入居していませんでした。
（4）
R and S 型番不明
輸出品だと思われます。
詳細は不明です。
輸出品で、Model RS-445と言う型番の物があるようです。
ebayのサイトで画像を見られます。 ⇒ R and S Model RS-445
販売サイトなので、削除されていたらごめんなさい
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
（5）
CONPANION RS-556
元々は、輸出品だと思われます。
（4）R and S のリネーム品かもしれません。
詳細は不明です。
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
（6）
GT-200 （ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
学研の ラジホーンCQ1と、同一品だと思われます。
コピー品か、リネーム品かもしれません。
49MHz帯を使用している可能性もあると思われます。
箱の右上に、千鳥のマークがありますが、メーカー名は不明です。
（ 下記はネット検索で拾った参考画像です。）
（7）
ウォーキーートーキー WE-303 （ TX-LC発振 RX-超再生 3石 ）
かなり古い物だと思われます。
輸出品は、水晶発振になっている物もあるようです。
リネームされた物が、何種類かあります。
YouTube knoxieman氏の動画で、修理と交信テストを見る事ができます。
⇒ CAN 60 YEAR OLD WLKIE TALKIES STILL HEAR SIGNALS FROM 5000 MILES AWAY?
詳細は不明です。
（下記は、ネット検索で拾った参考画像です。）
（8）
マリコホワイト MODEL CT-300 （ TX-水晶発振 RX-超再生 3石 ）
かなり古い物だと思われます。
裏フタの内側にある定格表を見ると、元々は輸出品だったと思われます。
詳細は不明です。
（下記は、ネット検索で拾った参考画像です。）
英文の定格表に、送信出力 35mW の記載が見えます。
（9）
Ross Model RE-999 （ TX-水晶発振 RX-スーパーヘテロダイン 9石 ）
輸出品です。
FCC規免許不要機種となっています。
終段入力100mW以下なので、送信出力は50mW前後くらいと思われます。
米国では、他の玩具扱いの輸出品と同様の扱いです。
ebayのサイトで画像が見られます。 ⇒ Ross Model RE-999
3チャンネル版の物もあるようです。 flickr.com 様で画像が見られます。 ⇒ Ross Model RE-999N
flickr.com 様で、回路図のある取説画像が見られます。 ⇒ Instruction Book Ross Model RE-999N
（下記は、ネット検索で拾った参考画像です。）
（10）
GRAND SUN （ TX-水晶発振 RX-超再生 4石 ）
箱は日本語の表記ですが、元々は輸出品と思われます。
裏フタには、FCCの記銘板があります。
アオシンの 7トランシーバーと、筐体は同じだと思われます。
リネームされた物が何機種かあるようです。
箱の右上に、千鳥のマークがありますが、メーカー名は不明です。
詳細は不明です。
（下記は、ネット検索で拾った参考画像です。）
（11）
HANDY TALK TYPE-�供 � TX-不明 RX-不明 ）
チェリコのSONIC SENSOR SS03 のリネーム品と思われます。
裏フタの記銘板は、ありません。
製造は中国のようです。
詳細は不明です。
（下記は、ネット検索で拾った参考画像です。）
その他
周波数の単位について。
27.125 Mc（メガサイクル）などの、サイクル単位で書かれている物は、製造年代が古いです。
世界的には、1960年代に、MHz（メガヘルツ）などの表記に切り替わっているようです。
日本では、1972（昭和47年）年7月1日を以って、単位がヘルツに切り替わっています。
（ 注意事項 ）
上記トランシーバーが、製造・販売されていた時期に
適用されていた電波法のレギュレーションと、現在の内容では相違があります。
微弱無線局の規格や、静的動作時における不要輻射などの規格を見ると
ここで紹介したトランシーバーのほとんどは、使用できない可能性が高いと思われます。
免許が不要な微弱無線局として使用する場合は、現行の電波法を逸脱しないように お願い致します。
『 当該無線局から 3mの距離において その電界強度が 500μV/m 以下のもの 』 と言う規則があります。
送信機の出力が○○mW以下 と言うような電力値での規制ではなく、電界強度で測定した値である事に注意が必要です。
下記は、Wiki 微弱無線局に記載されている、新・旧規則の違いを、分かり易くした表となります。
新規則に対応した、微弱無線局は、旧規則と同じ15μV/m で比較すると、到達距離が短くなっているのが分かります。
連絡用途などで、実際に使用される場合は、自己責任にてお願い致します。
詳しくは、こちらをご覧下さい。 ⇒ 総務省 微弱無線局の規定
⇒ Wiki 微弱無線局
受信回路が超再生方式の場合、受信しているだけでも、
アンテナから、不要輻射（不要な電波）を発射してしまいます。
（ 微弱無線局、考え方の例として ）
特定小電力トランシーバーは、出力10mW ですが、技適の認証を受けています。
周波数により、しきい値は違いますが、10mW の出力でも技適が無ければ違法となります。
つまり、微弱無線局の規定が改正されてから、無許可で使用できるトランシーバーの送信出力は、
かなり微弱な小電力になると考えた方が良いと思います。
不定期ではありますが、続きをＵＰして行きたいと思っています。
記載間違い等がありましたら、ご連絡をお願い致します。
前のページに戻る