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下にスライドして行って、見てくださいね。

VANITY FAIR トランシーバー の画像です。 2023.12.24 追加

未入手機種の画像は、ネット検索でヒットした物を使用しています。
問題がある場合は、ご連絡をお願い致します。


韓国で製造された物です。
ネット検索すると、VANITY FAIR 社は、韓国に現存しているようです。
業種を見ると、玩具や電子機材関連ではないので、別会社の可能性もあります。

(1)
VANITY FAIR VF-30 ( TX-水晶発振 RX-超再生 3石 )
製造元は、韓国です。
米国向けの仕様だと思われます。
詳細は不明です。
( 下記はネット検索で拾った参考画像です。)




定格を見ると、送信部の入力が50mWなので、出力は25mW前後でしょうか。




(2)
VANITY FAIR VF-31 ( TX-水晶発振 RX-超再生 3石 )

製造元は、韓国です。
米国向けの仕様だと思われます。
詳細は不明です。
( 下記はネット検索で拾った参考画像です。)



1978年1月製造品のようです。




(3)
VANITY FAIR VF-2300 ( TX-不明 RX-超再生可変式 )

バンダイの MANIX BASE STATION の本体とほぼ同じ物です。
製造は、韓国だと思われます。
CBのFCC規格が、23チャンネルだった頃に企画された製品です。
CB帯の受信は、26.960〜27.250MHz位をチューニングダイヤルで可変できます。
送信は、27.125MHz だけだと思われます。
詳細は不明です。
( 下記はネット検索で拾った参考画像です。)



上記画像と同じ VF-2300 ですが、スイッチ部分を良く見ると、配置が違っています。



その他
周波数の単位について。
27.125 Mc(メガサイクル)などの、サイクル単位で書かれている物は、製造年代が古いです。
世界的には、1960年代に、MHz(メガヘルツ)などの表記に切り替わっているようです。
日本では、1972(昭和47年)年7月1日を以って、単位がヘルツに切り替わっています。



( 注意事項 )
上記トランシーバーが、製造・販売されていた時期に

適用されていた電波法のレギュレーションと、現在の内容では相違があります。

微弱無線局の規格や、
静的動作時における不要輻射などの規格を見ると
ここで紹介したトランシーバーのほとんどは、使用できない可能性が高いと思われます。

2022年の時点で使用するには、下記の条件に合致している事を確認する必要があります。

『 当該無線局から 3mの距離において その電界強度が 500μV/m 以下のもの 』


  下記は、Wiki 微弱無線局に記載されている、新・旧規則の違いを、分かり易くした表となります。
  新規則に対応した、微弱無線局は、旧規則と同じ15μV/m で比較すると、到達距離が短くなっているのが分かります。



連絡用途などで、実際に使用される場合は、自己責任にてお願い致します。

詳しくは、こちらをご覧下さい。  総務省 微弱無線局の規定
                ⇒ Wiki 微弱無線局


受信回路が超再生方式の場合、受信しているだけでも、
アンテナから、不要輻射(不要な電波)を発射してしまいます。


( 微弱無線局、考え方の例として )
特定小電力トランシーバーは、出力10mW(同時通話タイプ 1mW)ですが、技適の認証が必要です。
周波数により、しきい値は違いますが、10mWや、1mW の出力でも無許可では使用できません。

つまり、微弱無線局の規定が改正されてから、無許可で使用できるトランシーバーの送信出力は、
かなり微弱な小電力になると考えた方が良いと思います。



不定期ではありますが、続きをUPして行きたいと思っています。
記載間違い等がありましたら、ご連絡をお願い致します。


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