前のページに戻る
下にスライドして行って、見てくださいね。
MUDEN トランシーバーの
画像と、未入手機種の参考画像です。 2022.10.05 更新
最下段に、(注意事項) を追加しています。2022.08.26 更新
未入手機種の画像は、ネット検索でヒットした物を使用しています。
問題がある場合は、ご連絡をお願い致します。
当時、トランシーバーを販売していた無電テレビ工業(株)は、現存しています。
カタログを掲載しているサイト ⇒ N's Page 様。
正面右側にPTTスイッチがある機種は、左手で操作する輸出仕様だったと思われます。
007 mini MODEL MT-007 ( TX-LC発振 RX-超再生 3石 )
ON-OFF のスイッチだけで、ボリューム調整はありません。
スパイ映画 を意識したような、隠し持てる小型の物となっています。
こちらが、より古い物だと思われます
mini PET( TX-LC発振 RX-超再生 3石 )
ON-OFF のスイッチだけで、ボリューム調整はありません。
SUPECIAL TRANSCEIVER ( TX-LC発振 RX-超再生 3石 )
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整はありません。
電源スイッチや、TALK、CALL の表示部(▽窓)は、メカ的なギミックにより
表示の色を切り替えています。
上記トランシーバーの 取り扱い説明書です。
規格表を見ると、送信出力 18mW と記載されています。
1986年(昭和61年)に改正された、微弱無線局の規定内には、収まらない出力と思われます。
学研のラジホーンなどとは、アピールポイントが違うようです。
準業務用の高性能が売りと言うところでしょうか。
MODEL MT004 ( TX-LC発振 RX-超再生 4石 )
相手に、呼び出し音を送ることが出来ます。
ボリューム調整付き。
TALK、CALL の表示部(□窓)は、メカ的なギミックにより
表示の色を切り替えています。
MODEL MT010 ( TX-水晶発振 RX-超再生 5石 )
ボリューム調整付き。
MODEL MT008 ( TX-水晶発振 RX-RF1段付・超再生 6石 )
ボリューム調整付き。
受信回路は、高周波増幅1段付きの、超再生検波回路を搭載しています。
このように、受信部の感度を高める回路を搭載しているのは、
この機種と、ラジホーンGX6 だけです。
また、超再生検波で発生する不要輻射の抑制にも、効果があると思われます。
上記トランシーバーの 取り扱い説明書です。
規格表を見ると、送信出力 20mW の記載があります。
1986年(昭和61年)に改正された、微弱無線局の規定内には、収まらない出力と思われます。
通話できる距離、0.5〜1.0Km の記載があります。
20mW の出力なら、納得ですよね。
当時は、輸出用の違法なCB機や、検定を通っていないハンディー機なども、
町の電気店や、カーショップ、通信販売などで、堂々と販売されていました。
製造メーカーや 発売元であっても、電波法の遵守意識が、緩い時代でしたね。
MUDEN HELCE ( TX-不明 RX-超再生 3石 )
ヘルメットに装着して使用する HELCE と、MT007 1台がセットになっています。
HELCE で送信する場合は、PTTスイッチに接続されているヒモを引っ張る仕様です。
Facebook 家電研究 に、詳細な画像が掲載されています。
⇒ 鶉屋二吉 様 2020年7月4日 1960〜1970 トランシーバー ヘルシー
ebayのサイトに、輸出品と思われる物の、箱だけが出品されていました。
⇒ MEGO Action Jackson Wlkie Talkie Helmet
販売サイトなので、削除されていたらごめんなさい。
( 下記は、ネット検索で拾った参考画像です。)
( 注意事項 )
上記トランシーバーが製造・販売されていた時期に適用されていた
電波法のレギュレーションと、現在の内容では相違があります。
微弱無線局の規格や、静的動作時における不要輻射などの規格を見ると
ここで紹介したトランシーバーのほとんどは、使用できない可能性が高いと思われます。
2022年 の時点で使用するには、下記の条件に合致している事を確認する必要があります。
『 当該無線局から 3mの距離において その電界強度が 500μV/m 以下のもの 』
下記は、Wiki 微弱無線局に記載されている、新・旧規則の違いを、分かり易くした表となります。
新規則に対応した、微弱無線局は、旧規則と同じ15μV/m で比較すると、到達距離が短くなっているのが分かります。
連絡用途などで、実際に使用される場合は、自己責任にてお願い致します。
詳しくは、こちらをご覧下さい。 ⇒ 総務省 微弱無線局の規定
⇒ Wiki 微弱無線局
※ 受信回路が超再生方式の場合、受信しているだけでも、
アンテナから、不要輻射(不要な電波)を発射してしまいます。
( 微弱無線局、考え方の例として )
特定小電力トランシーバーは、出力10mW(同時通話タイプ 1mW)ですが、技適の認証が必要です。
周波数により、しきい値は違いますが、10mWや、1mW の出力でも無許可では使用できません。
つまり、微弱無線局の規定が改正されてから、無許可で使用できるトランシーバーの送信出力は、
かなり微弱な小電力になると考えた方が良いと思います。
不定期ではありますが、続きをUPして行きたいと思っています。
記載間違い等がありましたら、ご連絡をお願い致します。
前のページに戻る