Cobra19 ULTRA��（実験として改造）
1Xtal PLL式 40ch 受信は、ダブルスーパーヘテロダインです。
FCC規格のCB機で、チップ部品が多く使われていました。
PLLの10.240MHz 水晶を、10.635MHzに交換、受信部１段目の10.7MHzセラミックフィルターを除去。
受信部2nd Mix用局発基板 10.656MHzを追加しました。
25ch が、28.305MHzになりました。
受信時の中間周波数は、1st が、11.111MHzになります。
2nd-IF は、1stの11.111MHzに、自作局発基板で作り出した10.656MHzを加えて、
その差の455kHzを得ています。
PLLのリファレンス周波数を変更する、対処療法的な改造です。
したがって、25ch で28.305MHzに合わせても、それ以外のチャンネルでは、
周波数がずれて行きます。（10KHzステップにならない）
相手局がチャンネル式の場合は、上下3ch位は、何とか交信できそうです。
一番最初に改造した時の画像です。
画像ではPLLに、テスト用の水晶が付いています。 実際は、10.635MHzを使用しています。
PLLのリファレンスを変更しても、送信は問題なくキッチリと電波が出ます。
問題となるのが、受信用の1stと2nd Mix用の周波数が変わってしまう事なんです。
最初の改造では、テスト的に、1stと2ndのフィルターを取り外し、
中間周波数を変更して対応しました。
これも、一番最初に改造した時の画像です。
受信部のセラミックフィルターが、２個共外してあり、セラミックコンデンサーで、
バイパスしてあります。
この状態でも、使用できましたが、受信の選択度がダメダメでした。
隣のチャンネルを使用している局がいると、上下２チャンネル分かぶりました。
ワッチ用には重宝しましたが・・・・・。
最終改造後の内部画像です。
受信2nd IF用の局発を追加したため、2nd IFが455KHzに戻りました。
455kHzのセラミックフィルターが、戻してあるのが分かると思います。
フィルターが１個あるだけで、選択度は、格段に上がり、実用範囲に入ります。
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