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下にスライドして行って、見てくださいね。
Dual Band Antenna
MODEL CA-1000 ( 50MHz帯/70MHz帯GP )
ヤフーオークションで、海外輸出用コードレス電話のオプション品と思われる
GPアンテナがあったので、入手してみました。
数年前から、何回も出品されているので、まだまだ在庫はあるようです。
ヤフーオークションでの検索キーワードは下記でヒットすると思います。
同軸/基台付50MHz帯/70MHz帯のデュアルGP未使用稀少品 No3
仕様としては、50MHz帯と、70MHz帯の2バンド対応のようです。
アンテナ本体に、15m長のRG58/Uケーブル(3D2V相当)がついて、
3900円(送料別)で落札できました。(2019年01月現在)
見た目は、サガ電子のアローラインシリーズに、かなり近いと思います。
【 28MHz帯への改造案 】
このアンテナの、3Φと、4Φのステンレスエレメントを交換して
28MHz帯 1/4λ 短縮なしのGPに、改造しようと思います。
ただ、基台部分の作りが、思ったよりも小さいと言うか、28MHz用の2.5m長に延長した
各エレメントを取り付けて使用するには、強度的に少々心配な部分もあります。
MODEL CA-1000をベースにして改造した物 ⇒ 28〜29MHz帯 1/4λ フルサイズGPアンテナ (2020.07.03)
改造せずに、そのまま、あるいは短縮型GPとして使う分には、まったく問題はないと思います。
また、他の周波数用、改造ベースとして使用できそうです。
【 各部品の画像です。】
【 下記の画像は、オークション掲載の物をお借りしています。】
基台部分は同軸直付けです。 垂直エレメント取り付け部分とラジアルの取付穴。
下記は、各エレメントの全部品です。
本体をポールに取り付けるUボルト金具などは、付属していません。
上にある画像の、左右の両端を拡大したものです。
上側にある部材は、垂直エレメント部と、70MHz帯のラジアル1本分です。
下側の部材は、50MHz帯のラジアル2本分です。 50MHz帯用のトップ・ローディングコイルです。
【 アンテナの概略 】
垂直エレメントのトップ・ローディングコイル下までが、70MHz帯用で、ローディングコイルを含めると50MHz帯になるようです。
ラジアルの短い1本が、70MHz帯用で、残りの2本が50MHz帯用です。
長い方のラジアルから、共振周波数を計算してみると、約47MHz近辺のようです。
50MHz帯で使用する場合は、各エレメントの調整が、それなりに必要になるかと思われます。
Uボルトなどの取り付け金具は、自前で用意する必要があります。
Φ25〜30mm TVアンテナポール用のUボルトセットは、ホームセンターなどで販売されています。
設置時に、ポールとアンテナ本体は、エンビ管などを使用して絶縁する必要があります。
【 各部の寸法 】
下記は、付属していた取説の図を抜き出して、各部分を実測した数値を書き込んでみました。
他の周波数帯に改造するときの参考になれば、幸いです。
【 取り付け参考画像 】
アンテナ本体と 金属製のポールは、絶縁して下さい。
【 コモンモードフィルターの取り付けを推奨 】
給電部の直下に、コモンモードフィルターとして、フェライトコア(パッチンコア大)を
1〜4個 取り付ける事を推奨します。
RG58/Uケーブルの場合は、コアに 2回巻くことができます。
50MHz帯の場合は、1回巻でも効果があると思います。
【 効果について 】
同軸の外部導体(アミ線)と アンテナのラジアル部を、RFチョークにより分離します。
外部導体が アンテナの一部として作用し 影響を及ぼすのを防ぎます。
ラジアルの長さを調整しても SWR値があまり動かないとか
同軸の取り回し方で SWR値が変化してしまう & SWR値が安定しないなどが改善・軽減されると思います。
下記は、フェライトコア取り付け時の参考画像です。
【 添付されている取説です。】
元々は、輸出品なので英文の取説です。
専用品のためか、使用する周波数の記載などは、見当たりません。
【 その他 】
アンテナの各部に使用されているイモネジは、鉄製なので錆びると固着して回せなくなります。
設置する前に、ステンレス製の物に交換する事を推奨します。
購入を検討している人の参考になれば幸いです。
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