前のページに戻る
下にスライドして行って、見てくださいね。
RF 小出力(電力) 検出用パワーメーター
ジャンクCB機の Sメーター を取り外して、検波用のダイオードと、
抵抗1個、コンデンサ1個で作った物です。
CB機を 28MHzに改造する時などに、かなり役に立っている物です。
簡単な作りなので、ぜひ作って見て下さいね。
【 使用例として 】
① 発振回路のチェック ② 送信部の同調調整 ③ ロッドアンテナでの送信調整
かなり感度が高いので、通常の終端形電力計などがピクリとも振れないような
出力でも検出します。
ロッドアンテナを使用しているハンディー機の送信部調整などで重宝しています。

上のオレンジ線が、GND アース側です。(長さ 0.5m~2mくらい)
下の薄緑線が、アンテナ側です。(長さ 0.5~2mくらい)
ダイオードは、1N60 相当品。
抵抗は、1KΩ ~ 1.6KΩくらい。
セラミックコンデンサは、無くても問題なく動作します。

抵抗を、5KΩ か、10KΩくらいのVRにして、感度調整が出来るようにすると
良いかもしれません。
画像では、メーターの右側端子が+側です。

【 ハンディー機、送信出力の検出方法 】
このメーターから出ているアンテナリード線を、無線機のロッドアンテナに近づけるか
養生テープなどを使用して、ロッドアンテナに貼り付けます。
10mW クラスの送信出力でも、問題なく検出できます。
メーターから出ているアンテナリード線の外皮を剥いて、導線を直接ロッドアンテナにつなぐと
針がフルスケールとなってしまう場合があります。
【 発振部、増幅部の動作確認、コイルコア調整 】
このメーターから出ているアンテナリード線の先で、輪を作ります。(直径2cmくらいで、4巻くらい)
この輪を、発振回路や増幅回路にある同調コイルに近づけるか、かぶせます。
うまく検出できない場合は、メーターから出ている アース線を、無線機のシャーシや、
基板のGNDに接続してみて下さい。
( 金属のシールドケースに入っているコイルは、検出不可です。)
前のページに戻る