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下にスライドして行って、見てくださいね。
TALK72X TALK48X NASACOM72GX
28MHz 改造調整用資料
TALK 48X も、基板などは同じですから、参考にして下さい。
変調UP改造方法などは、ページの下に追加してあります。
元々は、クリスタルシンセサイザー式24チャンネル?の基板に、
後付けでチャンネル増設基板を追加して72チャンネルにしたタイプです。
親石(水晶)は、子石(水晶)と足し算になるタイプの為、18MHz台になります。
基板の、元々の水晶取り付け穴です。
送信、受信の各コイルは、番号順に調整して行けばOKです。
送信部の調整時に、OSCとMIXと記載されているコイル・コアも調整して下さい。
水晶 親石基板 の下で、隠れて見えない部分です。
チャンネル増設用の、親石基板です。
チャンネル増設用の、親石基板をめくって見たところです。
28MHzに改造する為、不要な水晶を抜いて、トリマーコンデンサを取り付けしてあります。
また、CB帯の水晶への配線は、取り外してあります。
( 送受信コイル部分です。 )
( 注意 )
最終的には、良くマッチングの取れた、28MHz帯のアンテナを接続して、
各コイルを調整して下さい。
ダミーロードを使用した調整だけの場合、28MHz帯以外も含む、
スプリアスの出力MAXに調整してしまう可能性があります。
出力も最大限に出したい所ですが、必ずSWRが良好になるように、
各コイルを調整して下さい。
ダミーロードは、共振性の無い純粋な負荷です。
出力に、どのような周波数が含まれていようとも、吸収してしまいます。
アンテナは、特定の周波数に共振しますから、それ以外の周波数が
含まれていた場合は、反射波となります。
つまり、スプリアス成分が多いと、SWRが悪くなります。
高価なスペクトラムアナライザーなどの測定器が無くても、アマチュア的な
工夫で、少しでもスプリアスを減らすように調整しましょう。
( オーディオのファイナル部分です。)
変調アップの改造箇所 その1
下記画像の●印の付いている電解コンデンサが、マイクアンプ入力部分の
カップリングコンデンサです。
このコンデンサの容量を、2.2〜10μFくらいの物に交換してやると、
変調アップします。
コンデンサの隣にある ●印の付いている抵抗をジャンパーしてください。
変調アップの改造箇所 その2
下記画像の、●印が付いている部品が、マイクアンプの後に付いている
オーディオのフィルター回路を構成している部品です。
この回路をジャンパーしてやります。
他機種では、このようなフィルター回路は付いていません。
ジャンパーしても、特に問題は発生しません。
下記画像で、C45 の1μF電解コンデンサを取り外します。
(下記の画像は、取り外した所を写しています。)
次に、基板の裏側に、新しい電解コンデンサを取り付けます。
●印の裏側に、新しい電解コンデンサのプラス側の足を
ハンダ付けします。
電解コンデンサの容量は、1〜2.2μFくらいの物を使用します。
容量を大きくすれば、変調もアップしますが、発振する場合もありますから、
カット&トライで、試してください。
( ●印 の裏側に、コンデンサのプラス側の足をハンダ付け )
下記画像で、●印の裏側に、コンデンサの
マイナス側の足をハンダ付けして下さい。
コンデンサ C46のマイナス側がハンダ付けされている
基板パターン部分になります。
●印が付いている抵抗は、取り外してください。
( ●印の裏側に、コンデンサのマイナス側の足をハンダ付け )
その他の調整調箇所
マイクアンプトランジスターの近くにある、OMLと記載されている
半固定ボリュームがあります。
これは、過変調防止用のALC半固定ボリュームです。
適宜調整して下さい。
その他 1
水晶が、基板に直接ハンダ付けされていて、外すのが大変なんですが、
CB帯の水晶を全部取り外すようにしています。
ロータリースイッチから、水晶までの配線さえ外しておけば、
実際は問題ないと思います。
電波検問時に、いらぬ疑いをかけられないようにとの配慮です。
(CB帯の水晶を全部取り外した後)
その他 2
( ナサピン配列にする場合の参考例です。)
NASACOM 72GX
TALK 48X
この機種は、48チャンネルの TALK 48X もあります。
それも改造しましたが、中身は全く同じです。
下記画像のNASACOM 72GX も、中身は同じです。
改造は、自己責任にてお願いします。
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