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下にスライドして行って、見てくださいね。

CB機 Surveyor 2300 の調整用画像&その他資料

7エリア、FMVさんから預かった、Surveyor 2300です。

この機種は、出回っている台数が少ない方ではないでしょうか。
機種名だけ変えた物が、何種類かあるようです。




クリスタルシンセサイザー式の23チャンネル機です。
親石(水晶)は、ナサなどと同じ周波数構成となっています。

親石(水晶)を取り替えてから、下記の調整を行って下さい。


受信の調整について。

アンテナをつなぎ、雑音しか受信できない場合は、コイル・コアを回して、
受信音(雑音)が、大きく聞こえる点に、コアを回して調整します。

ローカル局などの電波を受信できる場合は、Sメーターの振れが、1番大きくなる点に
コアを回して調整します。

通常は、RX1〜RX2のコイルまで、順番に調整すればOKです。
受信感度が悪かったり、コアを回した形跡がある場合は、RX1〜RX7まで、順番に調整してください。

もし、全然受信できない場合は、28MHz用に交換した親石(水晶)が、
発信していない可能性があります。
この場合は、
TX1コイルを回して、調整してみて下さい。 





送信の調整について。

ダミーロードか、終端型電力計を接続して、調整します。

アンテナと通過型電力計(SWR&電力計)を接続して調整も出来ますが、
他局に迷惑がかからないように、周波数などに十分配慮してください。

マッチングの取れたアンテナがあれば、内蔵パワーメーターを見ながらの調整でもOKです。

まず、ダミーロードかアンテナをつなぎ送信状態にしてみます。
少しでも、パワー計が振れたらOKです。
この時に、28MHzを受信できる無線機などで、送信周波数を確認して下さい。

パワーが出ていても、28MHzの電波が出ていない場合もあります。
つまり、子石(水晶)の三倍の高調波を増幅しているかも・・・。

28MHzの電波が出ないときや、まったくパワーが出ない場合は、
28MHz用に交換した親石(水晶)が、発信していない可能性があります。

この場合は、
TX1コイルを回して、調整してみて下さい。
調整幅は、かなりクリチカルです。

ちょっとでも、28MHzの電波が出れば、後は
TX2コイルの調整で、
かなりパワーが上がるはずです。

送信状態のままで、
TX1〜TX6コイルまで、パワーが最大になるように
順番に調整してください。
これで、送信回路のコイル調整は完了です。

少なくても、キャリアーで4〜5W位は出ると思います。


送受信周波数の調整について。

送信周波数のズレが、1kHz位であれば、実用範囲だと考えて良いと思います。

それ
以上 ズレている場合は、遠距離の交信時に
感度が低下するので調整が必要です。

親石(水晶)1個で、4チャンネル分出来ますが、それぞれのチャンネルでの
周波数のズレを確認していきます。

ほぼ、同じくらいズレている場合は、親石(水晶)での調整でOKです。

ひとつのチャンネルだけ、大きくズレていたりする場合は、子石(水晶)がズレています。

厳密に言えば、送信と受信用の子石(水晶)の発振周波数も確認して、
調整する必要があります。


下記の画像では、トリマーコンデンサを取り付けるスペースの関係で、
ロータリースイッチからの配線を変更しています。
水晶ソケットの使用箇所は、ノーマル基板とは違っています。


  (ノーマル状態の画像)        (トリマーコンデンサ取り付け後の画像)
 



下記の画像は、送受信回路部分のアップです。
送信部のファイナルは、2SC1306でした。

この機種の場合は、送信部のミキサー以降に、バンドパスフィルター回路がありません。
スプリアスが出やすいと思います。

また、送信時に過変調を防止するALC回路もありません。

ドライバーは、レトロな缶タイプのトランジスターです。




下記の画像は、終段以降をアップしたものですが、見ての通り、
まともなローパスフィルターなどは、見当たりません(笑) 

また、左下のオーディオのパワートランジスターが分かりますか?
取り付けが見て分かる通り、プラプラなんですよ。
もちろん、トランジスターは死亡してました〜。  




オーディオのパワートランジスターがショート状態で死んだ為に、
ドライブ用のトランスに過電流が流れて、かなり熱くなったんですね。

ドライブ用トランスの樹脂が解けていました〜うひゃ〜。
  



 (交換後のトランジスター)        (変調UP用コンデンサー取り付け) 
  


 (電源入力部にフィルター取り付け)       (その裏側)
  


 (AF部ファイナルのバイアス値調整)    (受信音質・調整用コンデンサ取り付け)
  


 (未使用のスピーカー取り付け穴)     (実際のスピーカー取り付け状態)
  

 ( 注意 )
最終的には、良くマッチングの取れた、28MHz帯のアンテナを接続して、
コイルを調整して下さい。

ダミーロードを使用した調整だけの場合、28MHz帯以外も含む、
スプリアスの出力MAXに調整してしまう可能性があります。

出力も最大限に出したい所ですが、必ずSWRが良好になるように、
各コイルを調整して下さい。

ダミーロードは、共振性の無い純粋な負荷です。
出力に、どのような周波数が含まれていようとも、吸収してしまいます。

アンテナは、特定の周波数に共振しますから、それ以外の周波数が
含まれていた場合は、反射波となります。
つまり、スプリアス成分が多いと、SWRが悪くなります。

高価なスペクトラムアナライザーなどの測定器が無くても、アマチュア的な
工夫で、少しでもスプリアスを減らすように調整しましょう。


改造は、自己責任にてお願いします。

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