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下にスライドして行って、見てくださいね。
特小 ICB-U110
Fズレ修理 (調整)
知り合いの方から、もらった物です。
別の特小と交信テストを行ったら、送信時の変調がこもっていました。
また、受信も音が割れるし、感度も悪いようです。
周波数カウンターで、計測したところ、周波数が、かなりズレていました。
この時点で、すでに実用機としては、使用できません。
経年変化により、周波数がズレて、感度が低下したり、音が割れたりして
ジャンク扱いになる物があるのでしょうね。
どうせ使えないのですから、実験として調整してみました。
この部分のネジは、外さなくてもOKです。
赤○部分のネジを外して下さい。
専用のドライバーが無い場合は、細いマイナスドライバーで、
押し付けるようにしながら回すと、何とか外せます。
カバーを外すと、このように基板が見えます。
赤○部分のトリマーを回して、周波数を調整します。
トリマー部分の拡大画像です。
力を入れて回して、壊さないように気を付けて下さい。
調整後は、送受信ともにクリアーになりました。
実験には、精度の良い周波数カウンターが必要です。
勘に頼って、トリマーを回すのは厳禁です。
基板には、VR1〜4 の半固定ボリュームがあります。
これは、スケルチ、デビエーション、パワー調整などと思われますが、
今回は、支障が無かったので調整していません。
実験として行っています。
これを見て、追試するのは自由ですが、
すべてにおいて、自己責任でお願いします。
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