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下にスライドして行って、見てくださいね。

玩具トランシーバー コンバット 50MHz改造の下見。

この機種は、一部のガントラマニアの間では、有名な物です。
軍用無線機 BC-611 の外観を、ほぼ忠実にコピーしてあります。

無改造の状態でも、見通し距離だと、10〜80Km くらい交信できたなど、
ネットで検索すると、ホムペやブログ、掲示板などの書き込みが多数ヒットします。

アンテナは、20cm弱の短縮ヘリカルなので、輻射効率がかなり悪いですね。
そのため、RFのファイナルは、結構なパワーを吐いているようです。

受信部も、RF一段に、ラジオ用IC TDA1083 を組み合わせて、
それなりの感度に仕上がっているようです。

分解するには、印の部分のフタを外して、ネジを取り外します。
ただし、これだけでは分解出来ません。
下の画像を全部見てから、作業して下さい。
    




分解するには、印の部分のフタを外して、ネジを取り外します。


アンテナ部分とアンテナカバー?                 電源スイッチと、スケルチのON-OFF


電池ケース部分                           金ノコの刃で、半分切断します。


切り込みを入れ終わったところ                  このように、半円に沿って、切断します。


スピーカー部分の切断面                     マイク部分の切断面下側


マイク部分の切断面、上側


マイクとスピーカー部分の黒いフタが外れないので、切断しました。
切断した時の隙間は、組み立てた後で、コーキング剤を充填すれば良いと思います。
二つに割ると、このような形になります。


基板部分


記銘板の取り外し                         スイッチ部分


スイッチ部分が、引っかかり、なぜか外れなかった為、
ハンダを取り去って、自由にしたら外れました。


このように、基板を外す事ができます。          


基板の表側


送信回路部の拡大画像
RF部は、3石で構成されています。 使われているコイルが多いですね。


受信IF回路とAF回路を受け持っているIC TDA1083
スケルチ回路に使われているIC LM358N などが見えますね。


送信部の画像


送信部の画像


送信部の画像


受信部の画像


送信部の画像


半固定ボリュームは、スケルチ調整用です。


受信部の参考回路図を見ると、セラミックフィルターの取り付けが
簡単に出来そうです。


                                     このICのデータシートに、受信回路が載っています。
スケルチ用オペアンプ                        RFの初段が無いだけで、実際の回路と、ほぼ同じ内容
二つあるうち、片方だけ使用しています。             ですから、参考になりますよ。

TDA1083 のデータシート ⇒
海外のサイトになります。

ハイパワー仕様のファイナル。
定格を調べて見ると、え゛って感じですね(笑)


取り合えず、今回は、ここまでの資料をUPして見ました。
あとは、コイルの交換又は、コンデンサ交換で、同調回路を
50MHz化して、調整して見たいと思います。 

間違いなどがありましたら、掲示板に書き込みして下さい。
カット&トライで 改造しましょう。

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