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下にスライドして行って、見てくださいね。

玩トラ COMBAT 27MHz 画像資料

この機種は、2009年頃 一部の玩トラマニアの間で噂になった機種です。
軍用無線機 BC-611 の外観を、ほぼ忠実にコピーしてあります。
海外生産の輸入品で、海外の規格で作られていたと思います。
主にネットでの販売で 実店舗での小売販売があったのかは不明です。

当時は、ネットの情報で 無改造の状態でも、見通し距離だと、10〜80Km くらい交信できた。
と言うような内容が、個人サイトやブログの掲示板などに書き込まれていました。
冷静に考えれば、微弱無線局なのか? と疑問符が付く機種です。
28MHz化する場合は、ロッドアンテナに改造するのが良さそうです。

購入時、50MHz化を考えていたのですが、そのまま塩漬けとなっていました。

アンテナは、20cm弱の短縮ヘリカルなので、輻射効率がかなり悪いですね。
そのため、RFのファイナルは、結構なパワーを出しているようです。

受信部は、RF一段に、ラジオ用IC TDA1083 を組み合わせてあります。

分解するには、印の部分のフタを外して、ネジを取り外します。
ただし、これだけでは分解出来ません。
下の画像を全部見てから、作業して下さい。




分解するには、印の部分のフタを外して、ネジを取り外します。


アンテナ部分とアンテナカバー?                 電源スイッチと、スケルチのON-OFF


電池ケース部分                           金ノコの刃で、半分切断します。


切り込みを入れ終わったところ                  このように、半円に沿って、切断します。


スピーカー部分の切断面                     マイク部分の切断面下側


マイク部分の切断面、上側


マイクとスピーカー部分の黒いフタが外れないので、切断しました。
切断した時の隙間は、組み立てた後で、コーキング剤を充填すれば良いと思います。
二つに割ると、このような形になります。


基板部分


記銘板の取り外し                         スイッチ部分


スイッチ部分が、引っかかり、なぜか外れなかった為、
ハンダを取り去って、自由にしたら外れました。


このように、基板を外す事ができます。


基板の表側


送信回路部の拡大画像
RF部は、3石で構成されています。 使われているコイルが多いです。


受信IF回路とAF回路を受け持っているIC TDA1083
スケルチ回路に使われているIC LM358N などが見えます。


送信部の画像


送信部の画像


送信部の画像


受信部の画像


送信部の画像


半固定ボリュームは、スケルチ調整用です。


受信部の参考回路図を見ると、セラミックフィルターの取り付けが
簡単に出来そうです。


スケルチ用オペアンプ LM358N です。
オペアンプが2つ内包されていますが、片方だけ使用しています。


TDA1083 のデータシートに、受信回路が載っています。
RFの初段が無いだけで、実際の回路と、ほぼ同じ内容ですから、参考になります。

http://www.artschip.com/ 様より引用 ⇒ TDA1083 データシート

ハイパワー仕様のファイナル。


取り合えず ここまでの資料をUPして見ました。

カット&トライで 改造しましょう。