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下にスライドして行って、見てくださいね。
輸出用コードレステレホン・ブースター
改造用 ⇒ 50MHz帯 出力50W
ヤフオクでよく見かける「輸出用コードレステレホン・ブースター」なんですが、
かなり前から気になっていました。
出力が50Wと200Wの二種類があるんです。
今回は、実用的に?50Wの物を落札しました。
パワートランジスターは、シングルかな〜と思ったら、プッシュプルでした。
パワー増幅部は、2SC1946A×2個です。
受信ブースターは、FETの2SK241を使っています。
簡単な、回路図も付いてきますから、50MHz用のブースターに改造出来そうです。
自分は、ナショナルRJX‐601に使おうかと考えています。
増幅部のスペックでは、周波数47〜50MHz付近となっているようです。
「なーんだ、このまま使えるじゃん!!」と思いそうですが、受信ブースターに落とし穴があります。
輸出用のコードレステレホンは、受信と送信の周波数が大きく違っていたはず。
たしか、受信は70MHz台だったかな。
一番簡単に改造するには、受信ブースター回路を取り外してしまえばOKかな。
受信ブースターも、同調コイルにコンデンサーを取り付けて、周波数を調整するか、
市販のコイル(FCZ研究所)なんかに交換すれば行けますね。
送信部は、無調整かコイルコア部分なんかをチョット調整すれば良いはずです。
まだ、未改造なんで、参考までに、画像をUPしておきますね。
新品未使用、電源も内蔵で、五千円は安いかな〜と思うんですが、皆さんどうでしょうか?
外観です。 リニア・アンプ製作用として売ってました。
メーカー名がCOMO・・・んっ、CB機で聞いたことがあるような。
フタを取ったところ、でっかい電源トランスと大形ヒートシンクです。
電源トランスは、200Vと100Vの切り替え使用が可能です。
DC12〜15Vでの使用も可能らしいんで、モービルでも使えるみたいです。
モービル搭載時は、この重いトランスを外した方が、よさそうです。
電源回路のアップです。
安定化回路は付いていません。
この大形のヒートシンクは、ダイオードブリッジ冷却用です。
電源ノイズのハム音は、出ないのでしょうか。
コードレステレホンは、FM変調らしいんで、AM的なノイズは、影響がないのかも。
平滑用のコンデンサの容量を、よく見てみたら・・・ひぇ〜27000μF。
送信部、増幅回路のアップです。 ヒートシンクが分厚いです。
回路図を見ると、バイアス回路が無いようなので、このままSSBで
使うには、厳しいみたいです。
送信部、増幅回路 左側より見た画像です。
パワートランジスタが見えますね。
送信部、増幅回路 左側より見た画像です。
入出力のトロイダルコア・トランス部分。
送信部、増幅回路 右側より見た画像です。
プッシュプルなんで、ほぼ左右対象の作りとなっています。
受信ブースター回路とリレーです。
FETは、リレーの下側にあります。
基板間の接続に、ちゃんと同軸コネクターを使っていました。
受信ブースター基板の横にある送信入力部、アッテネーター基板
裏側は、一般的なMコネクターになっています。
回路図ですが、ほぼ合っているようです。
細かい所は違っていますが、まあ大丈夫でしょう。
全体的に、薄くて見えずらかったので、鉛筆で修正してあります。
付いてくる図面は、かなり見えずらいです。
キャリコン回路が見当たりません。 同軸給電でコントロールでしょうか?
何かありましたら、掲示板からでも、御連絡下さい。
もう改造した方がいましたら、アドバイス宜しくお願いします。
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