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下にスライドして行って、見てくださいね。
回路図などに書かれている謎の記号について、概略を説明してみます。
ちょっと、説明が外れている物もありますから、御勘弁下さいね〜
回路図を見て、ある程度の内容が分かれば、面白いですよ。
基板に、部品の番号が印刷してあるCB機も多いですから、回路図と照らし合わせて
改造が出来れば、かなり楽になります。
OSC ⇒ 局部発振回路(局発)・・・オッシレーターの略語です。 周波数を作り出す部分です。
MIX ⇒ 混合回路・・・ミキサーの略語です。 2つの周波数を混ぜ合わせる部分です。
ミキシング、ミキサー、何となく混ぜるイメージ分かりますよね。
RF ⇒ 高周波・・・レディオ・フレケンシーの略語です。 電波となって飛んでいく周波数のことです。
レディオ ⇒ ラジオ、イメージつかめましたか。
AF ⇒ 低周波・・・オーディオ・フレケンシーの略語です。 スピーカーから、音となって聞こえる周波数のことです。
そうそう〜オーディオです。
AMP ⇒ 増幅回路・・・入ってきた信号を大きく増幅する部分です。
アンプ、これは、みなさん分かりますよね。
ALC ⇒ オートマチック・レベル・コントローラーの略語です。
マイクからの音声入力などを、設定した大きさ以上にならないように、押さえる回路のことです。
つまり、送信時の過変調防止回路と思ってください。
けっこう皆さん、カットしちゃってますけど。
AGC ⇒ オートマチック・ゲイン・コントローラーの略語です。
受信回路のゲイン(利得⇒増幅の度合い)を、自動で調整する回路のことです。
強い信号が入ってきた時に、感度を下げる回路だと思ってください。
NB ⇒ ノイス゛・ブランカーの略語です。
ノイズは分かりますよね〜雑音とか、偶発的に飛び込んで来る不要な信号のことです。
では、ブランカーとは??、ブランクって聞いたことありますよね。
しばらくブランクがあったからさーとか、間が空くと言う時に使いますよね。
つまり、ノイズが入ってきた瞬間だけ、受信回路を止める物なんです。
止めている時間が、すごく短いので、ノイズだけがカットされて、
受信している音声としては、問題なく聞こえるんです。
ANL ⇒ オートマチック・ノイズ・リミッターの略語です。 自動・雑音・制限回路ということです。
これは、検波回路の後にくっ付いていますよ。
AF信号(オーディオ)にした後で、雑音を制限してやろう、と言う回路です。
受信時のAF信号を取り込んで平均化して、一瞬それよりも大きな信号(雑音)が
入って来た時に、リミッター(制限)をかけます。
RF PRE AMP ⇒ レディオフレケンシー・プリ・アンプの略です。 高周波・前置増幅回路ですね。
まあ、ちょびっと増幅するアンプとでも、思って下さい。
RF BUFFER ⇒ バッファーアンプと言います。 緩衝増幅回路のことです。
回路が、隣どうし影響(干渉)しないように、間に入れるクッションみたいな回路です。
RF DRIVER ⇒ レディオフレケンシー・ドライバー・アンプの略です。
ドライバー、つまりパワーアンプを駆動(運転)させる分のゲイン(利得)を
稼ぐアンプです。
RF POWER ⇒ レディオフレケンシー・パワー・アンプの略です。 高周波・電力増幅回路ですね。
ファイナルなどとも呼ばれています。
ここで、アンテナに送り出すパワーを稼ぐわけです。
IF AMP ⇒ インターミディエイト・フレケンシー・アンプの略です。 中間周波数・増幅回路です。
シングルスーパーやダブルスーパーヘテロダインで、ミキサーの後に続く
増幅回路が、これになります。
AF PRE AMP ⇒ オーディオフレケンシー・プリ・アンプの略です。 低周波・前置増幅回路ですね。
まあ、ちょびっと増幅するアンプとでも、思って下さい。
AF DRIVER ⇒ オーディオフレケンシー・ドライバー・アンプの略です。
ドライバー、つまりパワーアンプを駆動(運転)させる分のゲインを
稼ぐアンプです。
AF POWER ⇒ オーディオフレケンシー・パワー・アンプの略です。 低周波・電力増幅回路ですね。
古いCB機のほとんどは、トランスを使ったプッシュプルアンプになっています。
ここで、ファイナルとドライバーにAM変調をかけます。
AM DET ⇒ アンプリチュード モジュレーション ディテクトの略です。 AMの検波回路です。
SSB DET ⇒ シングルサイドバンド モジュレーション ディテクトの略です。 SSBの検波回路です。
VCO ⇒ ボルテージ・コントロールド・オッシレーターの略です。
加える電圧により、発振する周波数を変える事ができる発振回路です。
PLL回路に使われていますよ。
CT ⇒ コンデンサトリマーの略です。 容量を可変できるコンデンサーです。
同じく、バリコン(バリアブル・コンデンサー)と言われる物もあります。
コンデンサトリマーの方が、容量が小さくて、可変できる範囲も少ないと思ってください。
C ⇒ キャパシタンスの略で、コンデンサーのことです。(高周波用と低周波用があります。)
L ⇒ リアクタンスの略で、コイルのことです。(空芯コイルや、中にコアが入っている物などがあります。)
R ⇒ レジスタンスの略で、抵抗のことです。(これも、いろんな種類があります。)
VR ⇒ バリアブル・レジスタンスの略で、可変抵抗です。 ボリュームって言ってる物です。
TR ⇒ トランジスタの略です。
D ⇒ ダイオードの略です。
TH ⇒ サーミスターの略です。
回路図などでは、日本語で記載されている場合もありますが、ほとんどが英文の略語で
表示されています。
たとえば、受信回路の最初にあるトランジスター部分に「RF」と書いてあったら
その部分は、「RF・Amp」つまり、高周波増幅回路となります。
回路図では、「Amp」という言葉が省略されていたりします。
取り合えず、ここまで。
あまりにも、説明が変な場合は〜掲示板にでも、ご指摘下さいね。
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