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 下にスライドして行って、見てくださいね。


     Colinel 324

Xtalシンセサイザー 23ch or 46ch  受信は、ダブルスーパーヘテロダインです。

チャンネル切り替えのロータリースイッチが、外側 ・ 内側 と二重にあります。
外側チャンネルと内側チャンネルを交互に受信するスキャン回路が搭載されています。

改造に使用する水晶は、18.215MHz、18.265MHz、18.315MHz などで、基本波発振の物です。

チャンネルツマミの外し方ですが、無理やり引っ張っても外れません。
ツマミのゴムカバーを外すと、側面にイモネジがあるので、緩めて下さい。

出力は、約5Wあり、プラス変調してます。

当時のCB機販売店で、64ch化したものや、10W化など、ショップのオリジナル改造品も
かなりあるようです。

チャンネルの交互スキャンなど、23ch規格の当時では、斬新な設計だったのではないでしょうか。
フロントパネルが黒一色で、目立たないので、かなり損をしていると思います。





 





【 送信部の回路ですが、印刷の不具合で消えていた個所を、基板の部品を見ながら修正しました。 】

【注意】
消えて見えなかった回路図の部分は、実装されている部品の定数値を書き込んでいます。

ダイオード D32は、型番不明1S10??、  C101、C103、C110 は、カラーコード表示の茶黒銀 10pと記載しましたが、1pFかもしれません。 
T11の R 33KΩ、T12の R 100KΩ は、基板の裏側にあります。 C113など、コンデンサの一部も、基板の裏側にあります。
コイルの部品番号は、パーツレイアウト図から解るので、記入していません。
元の回路図には無い実装部品 ⇒ 2SC1969 の(E) エミッタとGND(−)間に R 1Ωの抵抗、(C)コレクタに C 100p が追加されていました。
R78 3.3KΩは、未実装でした。   R105、R106 1KΩは、470Ωが実装されていました。





      【 Colonel 324  46ch 10W 】




        23ch 5W                  46ch 10W 
                            チャンネル内側 1〜23ch、チャンネル外側 24〜46ch
  



        23ch 5W                      46ch 10W 
  



         23ch 5W                46ch 10W 
  



      23ch 5W              46ch 10W 
  






【 系統図1 そのまま 28MHz化する場合。 】
子石水晶ですが、10.000〜10.040MHzの物が使用されています。
3倍の高調波は、30MHz台なので、ノーマルのクリスタルシンセサイザーの構成では、
28MHzの高い方の周波数を使用するのは、無理かもしれません。

下記水晶の組み合わせで、28.435MHzの場合を考えてみます。
親石 18.395MHz + 子石 10.040MHz = 28.435MHz となります。
この時、子石 10.040MHz の3倍高調波は、 30.120MHz となります。(スプリアスとなる周波数)
28.435MHz と、30.120MHz では、1.685MHz しか離れていません。
バンドパスフィルターで、分離&減衰するのも、かなり厳しいと思われます。





【 系統図2 構成を変更した場合。 】

TXの子石水晶を、10.695MHzに固定します。
10.695MHzの3倍の高調波は、32.085MHzなので、スプリアス対策としても有利です。

親石は、サトー電気で販売している安値の水晶を使用した内容にして見ました。(端数は切り上げ修正)
この組み合わせの場合、RXの子石水晶は、10.240MHz固定となります。
未検証です。




【 系統図3 構成を変更した場合。 】

親石水晶発振回路は、TX-Mixerから切断して、使用しません。
TX子石水晶は、目的周波数の f/3 周波数の物か、3rdオーバートーンの物を使用します。

28.800MHz用の f/3 水晶だと、基本波発振は、9.600MHzとなります。
子石水晶の発振回路で、問題なく発振すると思われます。


この9.600MHzは、次段のバンドパスフィルター部で、3逓倍されて、28.800MHzとなり

次のバッファに送られると言うような流れです。
スプリアス対策としても、有利だと思います。

受信部の 2nd-MIX用 OSC周波数は、10.240MHzに固定します。
1波作るのに、TX用とRX用の水晶が必要になるので、財布にキビシイ構成ですね。

図面を見ながら、考えただけの脳内妄想です。
未検証ですから、お手柔らかに。






【 系統図4 構成を変更した場合。 】

元々、取り付けてある親石が、もったいないので、そのまま使用する構成にして見ました。

TXで、11.340MHz 使用時は、RXの2nd MIXで、11.795MHzを使用します。

TXで、11.795MHz 使用時は、RXの2nd MIXで、11.340MHzを使用します。

つまり、送信と受信の子石水晶を入れ替える事で、チャンネル数を2倍に出来ます。

子石水晶を、2個特注する事になりますが、コストパフォーマンスが、一番優れていると思います。
また、スプリアスを抑制するのにも、有利だと思われます。

28.305MHz、28.355MHz、28.405MHz、28.855MHzもカバーしています。
ただし、ほかの周波数、サブチャンネルは、50KHz毎に飛んでいます。

28.305〜28.855MHz + 28.760〜29.310MHz 間での、24チャンネル構成となります。
ただし、まだ
未検証です。 RXの1st-IF コイルが、11.795MHzで同調できるかがカギとなります。




【 系統図4用 修正回路図 】

64ch機を対象としていますが、未検証です。

親石水晶の取り付けは、既存の水晶ソケットに12個収まりますので
そこから、各ロータリースイッチ接点に配線します。

11.340MHz と、11.795MHz の子石水晶は、PA-CBスイッチ(水晶切り替えに転用)に、
直接取り付けるようになると思います。

ロータリーSWは、1ch から、右回しとして記載してあります。

TX、RX 子石水晶の切り替えに使われていた、ロータリーSWの接点を、
親石水晶の切り替えに転用しています。
スイッチ接点数の問題で、CHANNEL-IN と、OUT に、親石水晶を分割しました。

CHANNELの続きが、分かり易いように、OUT は、9〜12ch を使用しています。
OUTの、1〜8chは、空きch となっています。

サトー電気や、楽天の札幌貿易で、11.2896MHzの水晶を販売しています。
11.290MHzとして使用すると、対になる水晶は、11.745MHzです。
下記回路で記載している水晶の組み合わせから、−50KHzの周波数となります。
28.855MHzが抜けてしまいますが、特注水晶が、1個だけで済みます。

間違えている場合もありますので、参考程度にお願いします。







上記の内容を参考にして、28MHz 改造や、保証認定申請をする場合
自己責任にて、お願いします。


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