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CB機の 7セグLED 表示不良について 2025.12.25 追加
【 表示不良の内容 】
以前から、UNIVERSE SSB-5600 のチャンネル表示に欠けが発生していました。
毎回、7セグLEDの同じ部分が欠ける訳ではなく、その時々により不良の状態が変化していました。
また、発光にムラがあり、薄く光る部分もかなりありました。
【 不良箇所の予想 】
一般的な、チャンネルスイッチの接触不良か、LEDの劣化を疑っていました。
【 修理した内容 】
7セグLEDの電流を制限している 抵抗アレイを指で押してみた所、LEDの光り方が変化しました。
テスターで抵抗値を確認したところ、抵抗値が変化していたり 導通が切れている部分などがありました。
下記の抵抗アレイは、1.8kΩ×7素子 なのですが、単品の抵抗 2.7kΩ 1/4W ×7個に置き換えました。
【 不調の考察 】
UNIVERSE SSB-5600 は、安定化電源を内蔵しているのですが、電圧の設定を15Vにしています。
約10年間、毎日 15時間以上通電しています。
電源電圧を高めにしている事もあり、抵抗アレイが劣化したのだと思われます。
【 対 策 】
抵抗アレイは、1.8kΩ でしたが、 下記の 2.7kΩ の物に置き換えました。
LEDの光り方は、暗くなる事もなく問題ありませんでした。
【 その他 7セグLEDについて 】
部品として、古い型番の 7セグLEDを見つけるのは困難になっています。
ジャンクCB機から取り外したり、現行の物を工夫して取り付けるしかありません。
7セグLEDの型番は、TR320 で、COM側がマイナスになっています。
もし、同じ物が見つからない場合は、TR321 も使用する事ができます。
TR321 は、COM側がプラスになっていますから、下記回路図 （PTSW020COX基板）
において、電源供給の��プラス と ��マイナス を入れ替えて下さい。
チャンネルスイッチ部分にダイオードなどが使用されていない場合は
部品の極性に合わせた変更が簡単にできます。
【 注 意 】
7セグLED用のチャンネルスイッチに、ダイオードが使用されていた場合は、
ダイオードの取り付けを反転させれば、上記のような使用方法が可能になるかもしれません。
その場合は、他の回路への影響がないかなど、十分に検討して下さい。
PLL - IC などから直接、7セグLEDのドライバー出力が出ているような場合は、
この場合のように極性の変更は出来ません。
修理や調整は、自己責任でお願い致します。
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