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NICOLS RJ-777 について 2025.11.23 更新

下記のサイト様 & ブログ様の記事内で RJ-777 が紹介されています。
URL、飛び先は 下記の通りです。

JR8ABB@ShowWatch!! 様のブログ ⇒ NICOLS RJ-777 二光通販株式会社

しずおかDD23 様のブログ ⇒ ニコルス RJ-777 いじり

しずおかDD23 様のブログ ⇒ ニコルス RJ-777 いじり 2

IAベースチャンネル様 のYouTube ⇒ ニコルス RJ-777!何も知らない子供が通信販売の甘い言葉にだまされて買ってしまってた中途半端な無線機

SuperTelster FB-104 をマイナーチェンジした物のようです。
CB帯と28MHz帯を、スイッチで切り替えて使用できます。
送信が水晶発振方式 と言う事を理解しないで購入すると、泣きを見る事になります。

基板の設計&製造は、ミズホ通信(株)が行っていたようです。
当時の雑誌に掲載されていた、二光通販の広告に 『 指導テープ 高田継男先生 』
と名前が掲載されています。

本体価格は、28,500円 と、前のモデルより価格が高くなっています。
CB帯 & 28MHz帯の2バンド化された事と、プレゼントと称して付いてくる各種小冊子や指導カセットテープ
サービス品と言う体のアンテナなどの付録分も含んでいる価格ですね。

(下記の画像は、すべてオークションサイト様より 引用させて頂きました。)


【 送受信について 】
送受信の切り替えは、トグルスイッチで行います。

送信は、3rd水晶発振式です。
送信出力は、28MHz帯で 800mW と記載されています。
背面にあるスイッチで HI - LOW の切り替えができます。
出力LOW の場合は、CB帯で無許可で運用ができると言う説明でした。

受信は、シングルスーパーヘテロダインです。
VFOで ラジオのダイヤルと同じように、受信周波数を合わせる事ができます。
同調ダイヤルは、内部のバリコンにダイレクト接続です。
バーニヤダイヤルのような減速装置はありません。
ANLの ON - OFF スイッチが付いています。

【 送受信周波数を一致させるには 】
送信周波数と、受信のVFO周波数を一致させるCALスイッチが付いています。
受信時に、CALスイッチONで 送信OSCが動作します。
Sメーターが最大になるように、受信ダイヤルを合わせます。
CALスイッチをOFFにします。
この操作をする事で、送受信の周波数が一致します。

【 送信周波数を変えるには 】
送信周波数の変更は、HC-25Uピン足タイプの水晶発振子を
フロントパネルある水晶ソケットに差し込んで変更します。
1ch 26.965MHz の水晶が1個だけ付属品で付いていたと思います。

当時、たくさん市場に出回っていた 汎用品のCB帯水晶を使用した場合は、
送信周波数のズレなどが発生したと思われます。
しかし、これを微調整するツマミや 内部に調整用のトリマーコンデンサなどはありませんでした。

他のチャンネルで運用したい場合は、そのチャンネル用の水晶発振子が無ければ送信出来ません。
別売り水晶の購入が必要など、かなりコスパが悪いです。





微弱無線局の範疇に収まるのか? 疑惑のLOWパワー切り替えスイッチです。
皆さん もちろん HIGH パワーでの運用ですよね。




受信VFOには、エアバリコンが使用されています。
455kHz のセラミックフィルターなどは使用されていないようです。
VFOのドリフトを考慮して、受信回路の選択度を ゆるく設計しているのかもしれません。
送信のファイナルは、缶タイプのトランジスタが使用されていますね。




左側に、送受信切り替えのトグルスイッチが見えます。
前のモデルでは、シーメンスキースイッチでした。




製造時期により、AC電源回路が省かれて、電池ボックスと
外部DC電源仕様となっている物があるようです。


筐体の背面ですが、電池交換用途の為か 半分開いている仕様です。



記載間違い等がありましたら、ご連絡をお願い致します。

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