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コメット UHV-9 揺れ対策 2024.05.19 更新
少しでも風が吹くと、とにかく揺れまくります。
強風時などは、見ていると不安になるほどの角度まで曲がります。
取説を見ると下記のように記載されています。
『 アンテナの揺れをおさえたい場合や風速20m/sを超える強風が多い地域では、
導電性のない丈夫なナイロンロープ等でステイを張ることをお勧めします。』
しかし、ベランダの手摺上や、手摺から突き出して取り付けた場合は、
3〜4方向のロープステーを張る事は ほぼ不可能です。
ステーを張らずに何とかならないか、と考えた結果が この揺れ対策となります。
動画では、かなり強めの風が吹いています。
奥に見える木々や 右端に見えているアンテナとポールの揺れを見ると風の強さが分かると思います。
動画の下側にカーソルを当てると音声をONにできます。
画像のように、エンビ管を使用して揺れを制限しました。
見た目は悪いですが、大きく揺れないので安心できます。
手持ちのエンビ管を使用したので下記のようなカバー範囲になっていますが
50MHzチョークコイルの根元までカバー出来れば最良ですね。
【 使用部材 】
使用した部材は、画像の通りです。
ホームセンターや、アマゾンなどで容易に入手出来ると思います。
エンビ管は、黒色、茶色、透明の物などもあります。
灰色の物が一番安価で、エンビ管 1m と TSエンドキャップで¥500 以内で収まると思います。
VP25 サイズのエンビ管が、アンテナのベース部分にフィットします。
ガタつきなどもありません。
エンビ管の内部に、水が溜まる事は、ほぼ無いと思いますが
気になる場合は、水抜き穴などの追加工をして下さい。
エレメントの最下段は、Φ5mm ですが、その上段は Φ4mm となります。
【 穴加工 】
画像のように、TS継手(エンドキャップ)のセンターに、4mmの穴を開けます。
穴径を大きくすると、雨水が入り込む原因となります。
穴開けですが、電動ドリルがない場合は、ハンダゴテの先端で溶かして
開けることも可能だと思います。
【 組付け 】
取り付けるエンビ管の長さにより、工夫が必要となる場合があります。
適宜 アンテナを分解して取り付けて下さい。
【 その他 】
エンビ管の取り付け後、アンテナの同調を確認して下さい。
再調整が必要になる可能性もあります。
自分の場合は、ほぼ受信用としての使用なので SWRなどの再確認は
行っていませんのでご了承下さい。
※エンビ管を取り付ける事により、受風の際 アンテナの根元にかかる応力は
以前より大きくなります。
※高層階などで使用する場合は、アンテナ及びエンビ管などに落下事故防止の
ヒモなどを取り付ける対策を推奨します。
上記を参考にして、加工や取り付けなどを行う場合
自己責任にてお願いします。
高層階のベランダなどで作業をする場合、工具や部材の
落下事故にご注意下さい。
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