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学研ラジホーン 等の調整について 2024.03.26追加
【 該当するトランシーバー 】
昭和時代に販売されていた、学研及び他社の27MHz帯 国内用玩具トランシーバーや
輸出用として製造され、国内でも販売された機種など。
回路構成が、送信時 LC発振 or 水晶発振で、受信が超再生式を採用している物。
【 回路的な特徴について 】
送信時のOSCトランジスタと、受信時の超再生検波用トランジスタが兼用となっている物がほとんどです。
機種により使用されているトランジスタ数は、2石〜6石と幅がありますが、
基本的な回路構成に違いはありません。
受信回路に、高周波増幅が付いている機種があります。
現在確認されている機種は、MUDEN MT008 及び、学研 ニューラジホーン6 などです。
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【 TX-LC発振式 の調整について 】
下記回路図のように、送信用と受信用の同調コイルが別々にある機種が大多数と思われます。
【 受信調整 】
�ー�信時に、27.125MHzなどの電波を受信しながら、該当コイルコアを調整して周波数を合わせて下さい。
【 送信調整 】
��Sメーターの付いた受信機で、27.125MHzを受信します。
�∩�信しながら、該当コイルコアを調整し送信周波数を合わせて下さい。
コイルコアを厳密に調整しても、室温の変化などで すぐにズレてしまいます。
ある程度のズレは、製品の仕様であると考えて許容しましょう。
送信周波数に多少のズレが有っても、相手のトランシーバーが超再生式である為
問題なく受信できてしまいます。
皆空の中で... 様のブログ内にある Asahi Toy 3石 27MHz トランシーバー のページより
参考回路図として下記を引用させて頂きました。
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【 TX-水晶発振式 の調整について 】
下記回路図のように、送信用と受信用の "同調コイルが兼用" となっている機種が大多数と思われます。
LC発振式の送信同調コイルに該当するのが、水晶発振子となります。
【 受信調整 】
�ー�信時に、27.125MHzなどの電波を受信しながら、該当コイルコアを調整して周波数を合わせて下さい。
【 送信調整 】
�‘営乾灰ぅ襪� "送受信兼用" で1個だけの場合は、送信時の調整は行いません。
水晶発振子を使用しているので、大きく周波数がズレる事はありません。
送信周波数に多少のズレが有っても、相手のトランシーバーが超再生式である為
問題なく受信できてしまいます。
�∩�信回路と受信回路が独立している場合などは、
基板のパターンから回路を把握して 各コイルを特定するしかありません。
コイルコアを厳密に調整しても、室温の変化などで すぐにズレてしまいます。
ある程度のズレは、製品の仕様であると考えて許容しましょう。
【 送信周波数を微調整したい場合 】
送信周波数の調整は、水晶発振子の方で調整します。
下記のページを参考にして下さい。
クリック ⇒ 水晶の周波数を動かしたい場合。
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下記の回路では、送信OSCと、受信の超再生回路が兼用となっている為、
同調コイルが1つとなっています。
アンテナ直下にあるコイルは、アンテナのローディングコイルです。
（ MASCOT W-2106 TX-水晶発振 RX-超再生式 5石トランシーバー ）
下記の回路では、送信OSCと、受信の超再生回路が独立しています。
それぞれに同調コイルがありますので、送信 ・ 受信は別々に調整できます。
アンテナ直下にあるコイルは、アンテナのローディングコイルです。
（ MODEL NO.WT-501 TX-水晶発振 RX-超再生式 5石トランシーバー ）
下記の回路では、送信OSCと、受信の超再生回路が兼用となっている為、
同調コイルが1つとなっています。
アンテナ直下にあるコイルは、アンテナのローディングコイルです。
（ TONEX MODEL 701 TX-水晶発振 RX-超再生式 4石トランシーバー ）
参考回路図です。
各部品の詳細は記載されていません。
下記の回路では、送信OSCと、受信の超再生回路が兼用となっている為、
同調コイルが1つとなっています。
アンテナ直下にあるコイルは、アンテナのローディングコイルです。
（ MASCOT MODEL 4001 TX-水晶発振 RX-超再生式 4石トランシーバー ）
参考回路図です。
下記の回路では、送信OSCと、受信の超再生回路が兼用となっている為、
同調コイルが1つとなっています。 （ TX-水晶発振 RX-超再生式 5石トランシーバー ）
参考回路図です。
下記の回路では、送信OSCと、受信の超再生回路が兼用となっている為、
同調コイルが1つとなっています。
（ MIDLAND MODEL 13-029 TX-水晶発振 RX-超再生式 3石トランシーバー ）
（ 注意事項 ）
免許が不要な微弱無線局として使用する場合は、現行の電波法を逸脱しないように お願い致します。
『 当該無線局から 3mの距離において その電界強度が 500μV/m 以下のもの 』 と言う規則があります。
送信機の出力が○○mW以下 と言うような電力値での規制ではなく、電界強度で測定した値である事に注意が必要です。
下記は、Wiki 微弱無線局に記載されている、新・旧規則の違いを、分かり易くした表となります。
新規則に対応した、微弱無線局は、旧規則と同じ15μV/m で比較すると、到達距離が短くなっているのが分かります。
連絡用途などで、実際に使用される場合は、自己責任にてお願い致します。
詳しくは、こちらをご覧下さい。 ⇒ 総務省 微弱無線局の規定
⇒ Wiki 微弱無線局
※ 受信回路が超再生方式の場合、受信しているだけでも、
アンテナから、不要輻射（不要な電波）を発射してしまいます。
（ 微弱無線局、考え方の例として ）
特定小電力トランシーバーは、出力10mW ですが、技適の認証を受けています。
周波数により、しきい値は違いますが、10mW の出力でも技適が無ければ違法となります。
つまり、微弱無線局の規定が改正されてから、無許可で使用できるトランシーバーの送信出力は、
かなり微弱な小電力になると考えた方が良いと思います。
上記を参考にして調整する場合は、自己責任にてお願い致します。
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