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50/70MHz帯ホイップアンテナ
横型取り付けタイプ 2本セット 2024.03.24 更新
無線機背面のM型コネクターに、直接接続するタイプのアンテナです。
元々は、米国向けのコードレステレホン親機(室内設置)に使用する物だと思われます。
2本セットで、価格も安かったので入手して見ました。
ヤフーオークションで、S・A7000::50/70MHz帯2段ホイップアンテナ横型M型コネクター未使用品2本セットR050713
と検索すると見つかると思います。
価格は、¥1.800で落札出来ました。(送料別)
以前から何度も出品されていますから、かなりの在庫があるようです。
工夫すれば、50MHz帯 水平 or V型 短縮ダイポールアンテナや、GPアンテナの
ラジアル部などとしても利用出来ると思います。
元々が、室内用途のアンテナだと思われます。
ローディングコイルが、防水加工されているかは不明なので、屋外使用の際は注意して下さい。
無線機背面のM型コネクターに、直接接続するタイプのアンテナです。
下記は接続イメージ図です。
下記は組み立てた画像です。
アンテナの全長は、1mとなります。
ローディングコイルの直径は、13.5mmです。
Φ4mmエレメントの方は、固定用のイモネジがありません。
圧入されているか、ネジが切ってあるのだと思います。
下記は、コイル部分を分解した画像です。
コイル両端の金属部に、10mmのスパナを掛けられる部分があります。
黒い樹脂部分を、ウォーターポンププライヤーなどで、軽く挟んで回すと外すことができます。
ネジ部分には、ネジロック剤のような物が塗布されていたようです。
コイルを巻き直せば、他の周波数帯にも改造出来そうです。
トップエレメントの先端部は、切りっぱなしではなく、丸めてあります。
室内での使用を想定してあるのだと思われます。
M型コネクター部分です。
M4 のプラスネジで止めてあります。
Φ4mmのエレメントは、取り付け金具に圧入 or ねじ込みされているようです。
エレメントを固定するイモネジなどはありません。
50MHz帯のアマチュア無線や、FM放送、防災行政無線の受信用としても使用できそうです。
新品が2本で、1.800円(送料別)と、激安で入手出来るので、アンテナ自作時のベース素材としてもオススメです。
【 50/70MHz帯ホイップアンテナ 横型取り付けタイプ の周波数特性 】
購入時の状態では、46〜47MHz帯に共振しているようです。
室内に仮設置して測定しました。
ラジアルとして、1.25sq電線 1.3mくらいを1本使用。(適宜切り詰め)
給電部の直下に コモンモードフィルターとして、同軸ケーブルをフェライトコア(パッチンコア)に
2回巻きした物を3個取り付けています。
トップエレメントの代わりに、同じ長さの Φ1.6mmステンレス針金を取り付けて、切り詰めて同調を取りました。
元の長さが460mmですが、65mm切り詰めた 395mmで 50MHz帯に同調が取れました。
設置する環境などにより、同調する周波数が変わってくると思われます。
室内での測定なので、壁内にある鉄骨や外壁内にある金物の影響を受けていると思います。
参考程度に見て下さい。
下記は、30〜80MHzの範囲で測定した物です。
アンテナの全長が 1m(調整後は 0.935m)と、短縮率が高いので 共振点が明確です。
71.500MHz付近にも共振点があります。
▽50.000MHz VSWR: 2.442 ▽51.000MHz VSWR: 1.244 ▽71.500MHz VSWR: 1.226
下記は、50〜54MHzの範囲で測定した物です。
設置する環境や、調整により VSWRは、もっと落とせるかもしれません。
▽50.600MHz VSWR: 1.551 ▽51.000MHz VSWR: 1.242 ▽51.080MHz VSWR: 1.223
上記のVSWRのグラフは、NanoVNA + NanoVNA Savor(PCソフト)を使用して測定表示させた物です。
上記の測定結果は、参考であり保証する物ではありません。
購入を検討している方の参考になれば幸いです。
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