下にスライドして行って、見てくださいね。
National RJ-60 （ RJ-78 , RJ-78E ） 2023.05.02 追加
28.800MHz 激安！ 水晶代￥110- 改造例 2023.05.11追加
過去に合法CB機として販売されていた、27MHz帯 1チャンネル 6石 出力50mWのトランシーバーです。
現在では、CB機として使用する事ができません。（技適なしの場合）
海外では、別バージョンの物が販売されていたようです。
【 RJ-78 】 ⇒ 49MHz帯 2チャンネル 終段入力100mW以下。（FCC Rules Part15）
【 RJ-78E 】 ⇒ 27MHz帯 1チャンネル 出力100mW。（ヨーロッパ圏向けと思われる物。）
海外仕様の物は、下の方に掲載していますので、画面をスクロールして下さい。
【 RJ-60 】
下記は、日本国内仕様の RJ-60です。
RJ-7 と違って、筐体内と基板上に空きスペースがあります。
送信部にファイナルを追加するなどして2ステージ化すれば、28MHz改造機として
保証認定を通すことが出来るかもしれません。
国内仕様の物と、米国向けのRJ-78は、単3電池×3本です。
ヨーロッパ圏向けの RJ-78E（27MHz帯）は、電池4本が入るようになっています。
電池BOX の＋側から出た配線が、導電性のある厚紙に接続されています。
RJ-7 と同じ様に、＋コモンとなっているようです。
ケース裏の右側面に、アルミを蒸着したような導電性の厚紙が張り付けてあります。（接着面側が銀色です。）
手で持った時の静電結合的なアース効果を狙った？ or アンテナへのボデーエフェクト防止でしょうか。
基板の画像となります。
見て分かる通り、IF段にフィルターがありません。
送受信共に RJ-7 と同様な回路構成になっているので、
RJ-7 のページにある回路図を参考にして下さい。
未実装部品の取付穴が、かなりあります。
輸出仕様の基板と、製造工程が兼用だった為でしょうか。
基板の空きスペースで、チャンネル増設や、ファイナル追加とか
色々と出来そうですね。
TX-OSC, RX-OSC, RX-同調 の各コイルですが、
28MHz改造時に、コイルコアで調整仕切れない場合は、
コイルの交換や改造が必要になるかもしれません。
画像を反転してあります。
上記の部品がある画像を透過してみたパターン面となります。
未使用の部品取付穴が見えますが、パターン面は国内仕様の為か
つぶされています。
28.800MHz 激安！ 水晶代￥110- 改造例 2023.05.11追加
RJ-60, RJ-7, SkyfonNV-7, 学研GT-05 など
受信部がシングルスーパー式で、IF段にフィルターが無い機種が対象です。
サトー電気で販売している、1個￥55- HC49US 28.800MHzと、28.375MHzの
水晶を使用して改造してみました。
本来の受信用水晶は、28.345MHzですが、＋30kHzズレている28.375MHzを使用します。
IF段に455kHzのフィルターが無いので、455kHzと言う縛りがありません。
IFコイルのコアで、ある程度 中間周波数を動かせるので出来る改造方法です。
�� TX-OSCコイルコアは、上限いっぱいまで回しました。※1
送信周波数は、28.795MHzとなりました。
切りの良い28.800MHzなどにしたい場合は、各自で調整願います。
�� RX-OSCコイルコアは、下限いっぱいまで回しました。※1
発振周波数は、28.376MHzとなりました。
�� アマ機にダミーロードを接続して、ローパワーで、28.795MHzを送信します。
�� RJ-60の基板を前カバーに取り付け、アンテナも仮付けして伸ばします。
受信しながら、IFコイルを（黄） ⇒ （黒）の順に最大感度に調整します。
コア下限付近で同調が取れましたので、今回は調整範囲ギリギリです。
�� RX-同調コイルを最大感度に調整します。
�� アンテナ短縮コイルを回して、受信感度最大に調整します。
28.795MHz−28.376MHz＝0.419MHz
受信部の中間周波数は、419kHz位になっていると思います。
※1 コイルコアの調整範囲限界となっていますので、同調コンデンサの追加や
交換が必要になる場合もあるかと思われます。
使用した水晶発振子の価格は、2023年05月11日時点の物です。
尚、RJ-60, RJ-7 以外の機種で IF変更による改造の可否は
検証していませんのでご了承願います。
上記を参考にして、改造・修理などをする場合、自己責任にてお願い致します。
【 RJ-78 】
米国向け、49MHz帯 2チャンネル仕様の物です。
FCC Rules Part15に準拠した出力なので、終段入力100mW以下です。
送信出力としては、50mW以下くらいでしょうか。
50MHzAM機の改造ベースに良さそうなのですが、製品管理がしっかりしている
大手メーカー品なので、日本国内への横流し品は皆無のようです。
中の基板がどうなっているのかを見たいですね。
以下の画像は、ネット検索で拾った物です。
問題があれば削除いたします。
銘板を見ると、49.830MHz 、49.890MHz の2チャンネル仕様になっています。
海外仕様品のカタログが海外のサイトで出品されていました。
RJ-78 の取説です。
【 RJ-78E 】
ヨーロッパ圏向けと思われる、27MHz仕様の物です。
出力は、100mW未満 のようです。
基板の画像も探したのですが、ヒットしませんでした。
日本国内仕様の物は、トランジスタ6石ですが、これは8石となっています。
送信部が2ステージ化されている可能性があります。
基板のレイアウトを見たいですね。
以下の画像は、ネット検索で拾った物です。
問題があれば削除いたします。
この機種だけ、単3電池×4本の仕様となっています。
100mWのパワーを出す為でしょうか。
日本と違い、元々封印はありません。
見えずらいですが、RJ-78Eの型番が読めます。
Germany や Denmark の文字が見えますから、ヨーロッパ圏向けでしょうか。
送信出力の記載はありません。
Made in Japan ！！
海外のサイトでは、サービスマニュアルが販売されています。
表紙部分だけ、お借りしました。
右画像にある定格の記述を見ると、送信出力が 100mW未満 と記載されています。
使用されているトランジスタ数は、8石となっていますので、日本国内仕様の物とは
若干回路が異なっているようです。
画像の左下に、対応しているチャンネルと周波数が記載されています。
40年以上前に、日本から異国へ旅立った RJ-60 の兄弟達ですが、
ネット上で見つける事ができました。
記載内容が間違っている場合もありますので、ご了承願います。
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