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下にスライドして行って、見てくださいね。
acoms MERIT-5 Model No.AH-760 系統図追加あり 2021.04.10 追加
数十年前に使用していた物を、ジャンク置き場から発掘しました。
49MHz帯を使用した、微弱電波仕様のインカム （トランシーバー） です。
今でも、たまにヤフオクなんかで見かけますね。
バイクに乗っていた頃に使用していたので、スピーカーとマイクを
ヘルメットに装着出来るように、改造してあります。
元々は、ヘッドホン ＋ マイクの ヘッドセット仕様になっていました。
また、アンテナ端子も、BNCコネクタに改造してあります。
【 内部の説明 】
分解時は、裏側にあるクリップを取り外すと、その下にネジがあります。
また、基板も、ネジ１個で止めてあるので、注意して下さい。
16.615MHz の水晶は、送信部のOSCに使用されています。
次段のTX２コイルで、３逓倍されていました。
送信周波数は、49.845MHz です。
39.145MHz の水晶は、受信部の1st MIX用 OSCで使用されています。
ダブルスーパーヘテロダインとなっています。
2nd MIX用 OSCの水晶は、10.245MHz となります。
受信部のほとんどが、TK10420 IC １個で、完結しています。
フィルターは、10.7MHz と、455KHz が使用されています。
基板下側に並んでいる、コイル３個の付近が、送信部となります。
基板裏側を、左右反転して、パターン面を透視したような画像にしてあります。
コイル、水晶、フィルター、IC 部分を、枠どりしてみましたが、色が薄いので、ちょっと見ずらいです。
【 使用されている部品の参考資料 】
参考資料 （10.7IF〜AF-OUT）
参考資料（AF-Amp）
【 系統図 】
TSSなどの保証認定申請用の系統図を作ってみました。
FM変調の詳細は、記載していません。
実際には、AF-Amp 2SC1815 が、OSC発振コイルに接続されている、型番不明のバリキャップダイオードをドライブしています。
基板のパターンと、部品を見て作成したので、間違いがあるかもしれません。
使用する場合は、その点ご了承下さい。
保証認定の申請には、スペクトラムアナライザで、スプリアスを測定したデータの添付が
必要となる場合があります。
【 スペアナで、スプリアスを測定して見ました。】
スペアナで、測定して見ました。 （ VBW を 10KHzで測定した物と差し替え。）
◆1 49.845MHz
◆2 33.230MHz OSCの ２逓倍高調波
◆3 99.690MHz OSCの ６逓倍高調波
◆4 66.460MHz OSCの ４逓倍高調波
◆5 16.615MHz OSC
結構スプリアスが見えますが、新スプリアス規格の許容値内には、収まっています。
送信出力を、10mWとした場合、スプリアスは、基本波の搬送波電力より
23dBm以上、低い値であれば良いようです。
下記は、「 20171126_新スプリアス JARD.pdf 」より引用して、数値を入れた物です。
サトー電気で販売している水晶の組み合わせなどで、51MHz帯 に改造出来そうです。
いつも思うのですが・・・・、ガラクタを生かそうと思うと、意外とお金が掛かるんですよね。
暇つぶしに、いいかなぁ〜などと、安易な考えで手を出すと、ハマリます。（笑）
【 追記 】
FAIRMATE MERT-5 mark�供�AH-795 と言う物もあるようです。
見た目は、ほとんど同じですね。
FAIRMATEブランドでも、OEM？で、出していたのですね。
mark�供�AH-795 となっているので、バージョンアップされているのでしょうか。
ちょっとだけ、気になります〜。
（ ヤフーオークションの画像より拝借しました。）
役に立つかは、分かりませんが、取り合えず記録として記載しておきます。
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