下にスライドして行って、見てくださいね。
�� RJ-38 28MHz 改造調整 （2016.06.10更新）
�◆�6ch 化改造 （2016.06.10更新）
�� 送受信水晶入れ替え式 4ch化 配線方法 （2016.06.12訂正）
国内で市販されていた物は、RJ-38 2ch 500mW です。
公共仕様の物だと、RJ-38P 3ch 500mW があります。
オークションで、稀に見かける事があります。
輸出仕様の物は、RJ-38E 3ch 1W の物があるようです。
海外のオークションサイトや、レトロCB機サイトで見かけます。
外見は、ミリタリーっぽくて、カッコイイです。
PTT-SWが、軽く押せるので、大きさの割りに、使いやすいと思います。
オークションなどで、安く落札出来たら、28MHz改造ベース機として良いかもしれません。
裏側にある電池フタに、名前が書いてありました。
名前を見ると、女子でしょうか。
これで交信していたのでしょうね。
�� RJ-38 28MHz 改造調整 （2016.06.10更新）
裏カバーを外した画像です。
基板の表面が見えますから、調整しやすいと思います。
ハンダ付けが必要な場合。
ボリューム、スケルチのツマミを外します。
Sメーターを抑えている、電源スイッチを外します。
画像のように、基板をひっくり返す事が出来ます。
記銘板の裏側。
裏カバーにある記銘板の裏側です。
こうして見ないと分からないですが、外部アンテナ端子用と思われる穴と
パワー切り替えスイッチ？と思われる穴があります。
M型コネクターなど、取り付け可能と思います。
調整条件
廻りに障害物の無い場所（屋外又は、木造家屋の広い部屋の中心など）で、
ロッドアンテナを垂直に延ばした状態で調整します。
アマ機として使用する場合は、外部アンテナの接続など、実際に使用する条件にて
調整を行ってください。
送信部の調整
� �TX-OSC〜TX-Final を順番に、送信出力が最大になるように調整します。
送信出力については、簡易電界強度計などで、測定しながら調整します。
�� 各チャンネルで、発振周波数をカウンターで確認してください。
送信周波数が大きくマイナス側にずれているチャンネルがある場合は、
送信用水晶の足の片側に、適宜な値のセラミックコンデンサ又は、
60pF位のトリマーコンデンサを直列に入れて修正します。
受信部の調整
� ー�信部の調整は、弱い信号を受信しながら、Sメーターが最大に振れるように調整します。
受信できる信号が無い場合は、簡易的な調整方法があります。
ノイズ音が最大になるように調整して下さい。
RX1〜RX6 まで、順番に調整します。
�◆�RX-OSC は、発振出力最大の点より、1/2〜2回転沈めた場所で固定します。
カウンターで発振周波数を確認しながら、調整して下さい。
この頃のナショナル機は、受信部ミキサーのトランジスタが、局発も兼ねている回路に
なっています。 RX-OSCコイルの調整が難しいと思います。
�� 特定のチャンネルのみ、受信感度が悪い場合は、受信用水晶の周波数がずれている
可能性があります。
周波数カウンターで、受信用水晶の発振周波数を確認してください。
アンテナ部の調整
�� アンテナローディング・コイルは、ロッドアンテナの同調コイルです。
受信時に調整する場合は、感度が最大になる点に調整します。
送信時に調整する場合は、出力が最大になる点に調整します。
�◆ヽ杏凜▲鵐謄覆慇楝海垢訃豺腓蓮△海離灰ぅ襪鮗茲螻阿垢�、切り替えスイッチなどで、
ジャンパーして下さい。
コイルの手前の部分から、同軸ケーブルなどに接続するようになります。
その場合は、送信 TX-Final、受信 RX1 コイルの再調整が必要です。
その他。
送信部のファイナル横に、部品が未実装となっている
箇所があります。
外部アンテナ用マッチング回路か？
高出力用ファイナル回路なのか？ 不明です。
本体は、プラスチック素材ですが、裏側の電池ボックスのフタは、
金属製です。 運用時に、手で持つと、電池フタを握る形になります。
アース効果を狙っているのか？
その他
�� 基板をケースに戻す時、配線の挟み込みに注意して下さい。
�◆‥澱咼椒奪�スには、電池が10本入ります。
ニッカド電池使用時は、10本。 乾電池の場合は、8本で使用します。
電池スペーサーが2本付いているはずですが、中古だと無い場合があります。
�� 水晶は、ソケット式のHC-25Uタイプです。
受信用水晶は、＋455KHzタイプですが、28MHz 改造時は、−455KHzでも
問題ないと思います。
�ぁ．船礇鵐優襯札譽�ターのロータリーSWですが、工夫すれば、
このままチャンネル増設が出来るかもしれません。
�ァ．侫．ぅ淵襪龍瓩�にある半固定VRは、パワー調整用と思われます。
�◆�6ch 化改造 （2016.06.10更新）
チャンネル増設 ロータリースイッチの改造方法
ロータリースイッチを、基板から外します。
2ch（Bch） の位置で外して下さい。
カバーを外します。 上側接点の裏側です。
上側接点基板を外すと、接触子が6個あります。
説明のため、ガイド板を外してあります。
改造時は、外さなくてＯＫです。
コモン端子に接触している、接触子が移動して、接点切り替えが行われます。
外した4個の接触子は、予備として保管しておきます。
回転を制限している、画像のストッパーを解除します。
ペンチなどで挟み、ストッパーの出っ張りを潰します。
元通りに組み付けます。
下記の様なスイッチの構成となります。
反対側の接点も同様ですから、テスターなどで確認して下さい。
1ch より前のENDストッパーがありません。
1ch より前に回すと、1クリック分だけ回り、6chに切り替わります。
基板をケースに戻して、操作部のチャンネルセレクターと結合する時に、
1〜6ch 分回せるように取り付けます。
接点が増えても、水晶を取り付ける場所の問題などがありますから
＋4チャンネルの増設を保証するものではありません。
HC-18U など、リード線足タイプの水晶だと、端子部分に直接取り付けができると思われます。
水晶の取り付けなどは、各自工夫して下さい。
�� 送受信水晶入れ替え式 4ch化 配線方法 （2016.06.11）
チャンネル増設 現状で 4ch可能！
送受信水晶入れ替え式、ロータリースイッチの配線方法
この方式が有効となるのは、送受信の水晶を入れ替えても、アマチュアバンド内に収まる
周波数である事が条件となります。 （2016.06.12訂正）
ロータリースイッチは、上記の6ch化改造をしておきます。
下記のように、配線して下さい。
3ch と、4ch の位置で、送信と受信の水晶が入れ替わります。
反対側の配線画像です。
渡り線は、できるだけ短くなるようにして下さい。
3ch と、4ch の位置で、TX-OSCに行く配線と、RX-OSCに行く配線が
入れ替わります。
考え方は、下記を参照して下さい。
【 例 1 】
TX RX
1ch 28.305MHz 28.760MHz （受信水晶は、＋455KHzとなります。）
2ch 28.355MHz 28.810MHz
TX RX
3ch 28.760MHz 28.305MHz （受信水晶は、−455KHzとなります。）
4ch 28.810MHz 28.355MHz
【 例 2 】
TX RX
1ch 28.855MHz 28.400MHz （受信水晶は、−455KHzとなります。）
2ch 28.995MHz 28.540MHz
TX RX
3ch 28.400MHz 28.855MHz （受信水晶は、＋455KHzとなります。）
4ch 28.540MHz 28.995MHz