下にスライドして行って、見てくださいね。
日立 合法CB機 CH-580 28MHz 改造調整 2016.05.20UP 2018.11.27更新
分解したままのジャンク品が2台あります。
中身が見えるので、基板の画像に、調整する場合の説明を付けて見ました。
下記画像の基板には、水晶が付いていません。
調整条件
廻りに障害物の無い場所（屋外又は、木造家屋の広い部屋の中心など）で、
ロッドアンテナを垂直に延ばした状態で調整します。
アマ機として使用する場合は、外部アンテナの接続など、実際に使用する条件にて
調整を行ってください。
送信部の調整
� �TX1〜TX4 まで順番に、送信出力が最大になるように調整します。
TX3 と、TX4 は、Tマッチング回路になっていると思います。
簡易電界強度計などで、測定しながら調整します。
�◆�TX-Power・VR は、出力最大の方向に回して下さい。
TX-Power・VR にガリがある場合は、ジャンパーして下さい。
このVRは、ドライバー段 2SD751のエミッターとコモン（−）間にあります。
�� 各チャンネルで、発振周波数をカウンターで確認してください。
周波数がマイナス側にずれている場合は、水晶の足の片側に、適宜な値のセラミックコンデンサ
又は、60pF位のトリマーコンデンサを直列に入れて修正します。
受信部の調整
� ー�信部の調整は、弱い信号を受信しながら、Sメーターが最大に振れるように調整します。
受信できる信号が無い場合は、簡易的な調整方法があります。
ノイズ音が最大になるように調整して下さい。
�◆�RX1〜RX4 まで、順番に調整します。
特定のチャンネルのみ、受信感度が悪い場合は、受信用水晶の周波数がずれてい。
可能性があります。
周波数カウンターで、受信用局発の発振周波数を確認してください。
アンテナ部の調整
�� アンテナローディング・コイルは、ロッドアンテナの同調コイルです。
受信時に調整する場合は、感度が最大になる点に調整します。
送信時に調整する場合は、出力が最大になる点に調整します。
�◆ヽ杏凜▲鵐謄覆慇楝海垢訃豺腓蓮△海離灰ぅ襪鮗茲螻阿垢�、切り替えスイッチなどで、
ジャンパーして下さい。
コイルの手前の部分から、同軸ケーブルなどに接続するようになります。
その場合は、TX3〜4 と RX1 の再調整が必要です。
その他 1
�� 電解コンデンサは、出来れば、全部交換したほうが良いと思います。
経年劣化により、容量抜けしていると、変調が浅くなったり、スケルチや、
ANLの動作に支障がでる場合があります。
�◆．▲鵐謄弊�ですが、他の配線と一緒に、インシュロックでまとめられています。
できれば、アンテナ線は、フリーにしておいた方が良いです。
�� 画像のジャンク基板に水晶を取り付けて、動作チェックして見ました。
送信、受信ともに動作はするのですが、送信PTTを放すと、一瞬、ビーッと大きな音が出ます。
AFアンプ部か、スタンバイ音発振回路あたりの、電解コンデンサの容量抜けが原因なのか？
この個体だけの現象なのか、あるいは同一機種全部に起こり得る劣化不具合なのか、
ちょっと気になっています。 まだ原因調査中です。2016.05.25
その他 （ANL回路図と、調整方法）2018.11.25 追加
ANLを無効にするだけなら、ダイオード D3 を、リード線でジャンパーして下さい。
ANLの効き具合を調整する場合は、R23 470KΩ の抵抗値を低くすると、D3 に印加される
バイアス電圧が高くなり、ANLの効き具合が弱くなると思われます。
送信機系統図（保証認定申請用） 2018.11.26 追加
RFドライバー段が、2SD571 ですが、AFアンプにも使用されています。
記載間違いではありません。
新スプリアス基準に対応する為、終段後のフィルターを、バンドパスに変更しています。
受信部系統図 2018.11.27 追加
受信部の初段は、高周波増幅と、混合を兼ねている回路となっていました。
上記を参考にして、28MHzに改造調整する場合、自己責任にてお願い致します。
不明な点、間違いなどがあれば、ご連絡下さい。
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