前のページに戻る
下にスライドして行って、見てくださいね。
CB機 NEW COLT450【新・旧】 の調整用画像
下記の画像は、デルタチューニングの付いている旧基板タイプです。
新、旧 2種類の基板があります。
同調コイルの配置などは、ほぼ同じです。
受信の調整について。
アンテナをつなぎ、雑音しか受信できない場合は、コイル・コアを回して、
受信音(雑音)が、大きく聞こえる点に、コアを回して調整します。
ローカル局などの電波を受信できる場合は、Sメーターの振れが、1番大きくなる点に
コアを回して調整します。
通常は、RX1~RX3のコイルまで、順番に調整すればOKです。
受信感度が悪かったり、コアを回した形跡がある場合は、RX1~RX8まで、順番に調整してください。
【 新 基板 】
送信の調整について。
ダミーロードか、終端型電力計を接続して、調整します。
アンテナと通過型電力計(SWR&電力計)を接続して調整も出来ますが、
他局に迷惑がかからないように、周波数などに十分配慮してください。
マッチングの取れたアンテナがあれば、内蔵パワーメーターを見ながらの調整でもOKです。
まず、ダミーロードかアンテナをつなぎ送信状態にしてみます。
少しでも、パワー計が振れたらOKです。
この時に、28MHzを受信できる無線機などで、送信周波数を確認して下さい。
多少、ずれていても28MHzの電波が出ていれば良いです。
次に、チャンネルを、主に使用する周波数の所に合わせます。
28.305MHzで調整する場合は、必ずダミーロードを使用してください。
それ以外の周波数で、アンテナを接続して調整する場合でも、
他局への混信などに十分に配慮して下さい。
送信状態のままで、TX1~TX7コイルまで、パワーが最大になるように
順番に調整してください。
これで、送信回路のコイル調整は完了です。
TX8コイルは、空芯コイルです。
( 注意 )
最終的には、良くマッチングの取れた、28MHz帯のアンテナを接続して、
コイルを調整して下さい。
ダミーロードの調整だけだと、28MHz帯以外も含む、スプリアスの
出力MAXに調整してしまう可能性があります。
出力も最大限に出したい所ですが、SWRが良好になるように、
各コイルを調整して下さい。
ダミーロードは、共振性の無い純粋な負荷です。
出力に、どのような周波数が含まれていようとも、吸収してしまいます。
アンテナは、特定の周波数に共振しますから、それ以外の周波数が
含まれていた場合は、反射波となります。
つまり、SWRが悪くなります。
高価なスペクトラムアナライザーなどの測定器が無くても、アマチュア的な
工夫で、少しでもスプリアスを減らすように調整しましょう。
【 旧 基板 】
通常は、RX1~RX3のコイルまで、順番に調整すればOKです。
受信感度が悪かったり、コアを回した形跡がある場合は、RX1~RX7まで、順番に調整してください。
送信状態のままで、TX1~TX7コイルまで、パワーが最大になるように
順番に調整してください。
ノイズブランカ用の NB1~NB4 コイルは、そのままでOKです。
送受信周波数の調整について。
送受信周波数のズレが、1kHz位であれば、実用範囲だと考えて良いと思います。
それ以上ズレている場合は、遠距離の交信時に感度が低下するので調整が必要です。
送信の状態で、下記を確認します。
① 送信周波数を確認します。
② ずれていたら、親石(水晶)の発振周波数を調整して修正します。
上記を参考にして、改造する場合、自己責任にてお願い致します。
不明な点、間違いなどがあれば、ご連絡下さい。
前のページに戻る