下にスライドして行って、見てくださいね。
National CB機 RJ-56 28MHz 改造
掲示板の書き込みに対応してまとめた内容になります。
提供された基板の画像を見て、調整箇所を判断しています。
実際に実機を見た訳ではありません。
間違えている可能性もありますので、ご了承下さい。
調整用の画像です。
455KHz IF は、左側から右側の順番で調整します。
【 注意 】
以下の説明は、基板の裏側（パターン）を見ていないので、
間違っている可能性がある事をご了承ください。
送信部は、RJ-38 2チャンネル 500mW と同じで、2石で構成されているタイプと思われます。
調整条件
廻りに障害物の無い場所（屋外又は、木造家屋の広い部屋の中心など）で、
ロッドアンテナを垂直に延ばした状態で調整します。
アマ機として使用する場合は、外部アンテナの接続など、実際に使用する条件にて
調整を行ってください。
送信部の調整
� �TX OSC は、発振出力MAX から、少しコアを戻した位置で固定します。
�◆“�振周波数をカウンターで確認してください。
�� TX1（FINAL） は、送信出力MAX の位置で固定します。
�ぁ�Antena-Tuning は、送信出力MAX の位置又は、受信時の感度最大の
位置で固定します。 （ロッドアンテナのローディングコイルです。）
外部アンテナへ接続する場合は、このコイルをジャンパーします。
受信部の調整
受信部の調整は、微弱な信号（目的の周波数）を受信して、Sメーターを見ながら
コアを調整して下さい。
� �Antena-Tuning は、受信時の感度最大の位置又は、送信出力MAX の位置で固定します。
�◆�RX1は、受信時の感度最大の位置で固定します。
�� RX2（MIX） は、受信時感度最大の位置で固定します。
�ぁ�RX OSC は、発振周波数をカウンターで確認しながら調整して下さい。
発振出力を最大にすると、受信感度が低下するかもしれません。
このコイルの調整が難しいと思われます。
（注意点）
この当時のナショナル機の特徴として、MIX部のトランジスタが、
局発も兼ねている回路となっています。
RX2 と、RX OSC の調整が、分かりづらい、と言うか、難しい場合があります。
�ァ�455KHz IF は、そのままで良いと思います。
もし、調整するなら、IF段以前を、きちんと調整した後に、感度最大に調整します。
その他
� ，任�れば、電解コンデンサは、全部交換した方が良いと思います。
経年劣化により、容量が半分以下に減っている場合があります。
特に、AF部のカップリングコンデンサが容量抜けしていると、変調が十分にかからない、
受信音量が小さいなどの原因になります。
�◆，海稜�代の合法機は、終段以降に、まともなローパスフィルターや
バンドパスフィルターが入っていません。
TSS申請する場合、終段以降にフィルター回路を記載しないと、認定してもらえないと思われます。
実機にもフィルターを追加するか、又は書類上のみ記載するかは、各自の判断次第です。
【 参考系統図 】 下記は、RJ-38 の系統図です。
送信部の構成が、ほぼ同じと思われますから、参考までに掲載しておきます。
AF部の構成ですが、AF-Driver の部分は、IC ではなく、2SC945 や、 2SC1684 などのトランジスタが使われていると思います。
その他、RJ-56 の実機を見て、系統図を修正して下さい。
上記を参考にして、改造調整、TSS申請する場合、自己責任にてお願い致します。
不明な点、間違いなどがあれば、ご連絡下さい。
前のページに戻る