前のページに戻る
下にスライドして行って、見てくださいね。
ＣＡＲＭＥＮ Ｓｉｌｖｅｒ ２８ＭＨｚ改造資料
一見、ＰＬＬ機のように見えますが、クリスタルシンセサイザー方式です。
ナサと同じ周波数の水晶(親石)を使用します。
とりあえず、調整なしでも、２８ＭＨｚが送受信できました。
送信と受信の調整は、番号順にコアを調整していけばＯＫです。
チャンネル構成は、２３チャンネルで Ｘ ・ Ｎ ・ Ｓ のバンド切り替えがあります。
スケルチボリュームを引っ張ると、さらにクラブチャンネルが２３チャンネル分使えます。
クラブチャンネルの水晶以外は、基板にハンダ付けしてあります。
今回は、動作確認の為、クラブチャンネルの水晶ソケットに
３８．９００ＭＨｚを入れました。
(調整時の注意点)
� ”塒廚複横沓唯硲�用水晶(親石)を全部取り外したら、回路自体の静電容量が変化したらしく、
親石の局発が発振しなくなりました。
そのような場合は、「ＯＳＣ１」のコアを調整して下さい。
�◆ヽ徳�信コイルのコア調整で、パワーを最大に調整していきます。
調整完了後に、親石の水晶を外した状態で、送信してみます。
この状態で、パワーが出ている場合は、送信用小石水晶の三倍にあたる高調波が
漏れています。 ( 上記画像の物では、なんと３１ＭＨｚ台で、２Ｗも出てました。)
周波数カウンターがある方は、３１ＭＨｚ台の周波数が確認できるはずです。
�� 不要なスプリアスが漏れていた場合は、バンドパス・フィルターを再調整します。
ＴＸ�� と ＴＸ�� が、バンドパス・フィルターを形成しています。
この二つのコイルコアを調整して、２８ＭＨｚだけを通すように調整します。
（ 注意 ）
最終的には、良くマッチングの取れた、２８ＭＨｚ帯のアンテナを接続して、
各コイルを調整して下さい。
ダミーロードの調整だけだと、２８ＭＨｚ帯以外も含む、スプリアスの
出力ＭＡＸに調整してしまう可能性があります。
出力も最大限に出したい所ですが、ＳＷＲが良好になるように、
各コイルを調整して下さい。
ダミーロードは、共振性の無い純粋な負荷です。
出力に、どのような周波数が含まれていようとも、吸収してしまいます。
アンテナは、特定の周波数に共振しますから、それ以外の周波数が
含まれていた場合は、反射波となります。
つまり、ＳＷＲが悪くなります。
高価なスペクトラムアナライザーなどの測定器が無くても、アマチュア的な
工夫で、少しでもスプリアスを減らすように調整しましょう。
下記は、内部の画像です。 ＮＢのコアは、調整しなくてＯＫです。
半固定ボリュームの説明です。
いまの調整場所に戻せるように、印をつけておきましょう。
クラブチャンネル用の水晶ソケット部分です。
チャンネルに対応して、行儀良く順番に並んでいません。
水晶を挿して見て、対応するチャンネルを確認して下さい。
下側にあるのが、送受信用の水晶(子石)です。
２８ＭＨｚ化する場合は、これ以外の水晶は、全部取り外します。
マイクコネクターの陰になっていますが、基板上に半固定ボリュームがあります。
これは、パワー切り替えスイッチの「５Ｗ」調整用です。
このボリュームから配線を引き出して、スケルチをつぶして、配線をつなぎ直せば、
パワコンボリュームが出来上がります。
ファイナル部分のアップです。
リレーの横にある、半固定ボリュームは、送信時のパワーメーター調整用です。
左上から、パワコントランジスター〜ファイナル２個と並んでいます。
左上の、小さな半固定ボリュームは、正体不明でした。
アンテナ線を引き込んであり、ダイオードを通って、電解コンデンサ、半固定抵抗、
トランジスターのベースへ〜、それがプリドライバーあたりのコイルへ？？
詳しく、見ていません。
お分かりの方は、教えてくださいね〜。
改造などは、自己責任にてお願いします。
前のページに戻る